O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

いじめに対して、復讐するのは正しい、だが、殺してはならない

【コラム・断】イジメで自殺するくらいなら-本・アートニュース:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/29130/


イジメに苦しむ少年少女よ、
あんなものが何の役にも立たないことは、君たち自身が一番良く知っている。
唯一最良のイジメ対処法は報復に決まっているではないか。


(中略)


学校では報復・復讐は道徳的な悪だと教える。しかし、それは嘘だ。
人間が本来的に持っている復讐権を近代国家が独占したに過ぎない。
大学で法制史を学べばすぐわかる。復讐は道徳的には正しいのだ。
現に、ロシヤに抑圧され続けたチェチェン人は果敢に復讐をしているではないか。


被害者が自ら死を選ぶなんてバカなことがあるか。死ぬべきは加害者の方だ。
いじめられている諸君、自殺するぐらいなら復讐せよ。死刑にはならないぞ。
少年法が君たちを守ってくれるから。(評論家・呉智英

まぁ、民族間の対立といじめを同じレベルで論じてる時点で
「かなり頭が悪いように思われる」というのが俺の感想だが。


同じ民族の子供同士の争いゴトなのでね、いじめは。
(同じ民族の、とか書くと、
 どれほどバカバカしい事態なのか思い知らされるな)


復讐せよ、いうのは正しい。
私が小学生の頃受けていた、いじめは、
私が他の生徒より成長期が早く訪れた幸運によって終結した。


私がでかくなった体を使って目いっぱいの復讐をしたんだがね。
ある日突然、片腕に椅子一個持って(しかも両腕に持って)
殺す気まんまんでいじめっ子を襲ったのだから。
俺に襲われた彼らはトラウマになったかも知れぬwww


まぁ、それ以来無くなった。ぱったりと。誰も俺をいじめなくなった。
あいつをいじめたら殺される、と思わせた私が勝ったということだ。


しかしながら、その時本当に殺していたら、と今思うとぞっとする。
仮に殺していたとして、いじめられていたから、
というのが原因であったとしても、社会的には「殺人者」なのである。

少年法が君たちを守ってくれるから。

社会的に「殺人者」となった子供が進む未来は
結構暗い人生なのではないだろうか?


テレビでやってる泣かせるドラマのように
「お、俺は実は殺人者なんだ…」とか大人になってから、
愛してしまった人に告白、みたいな、
そんな感動的なシチュエーションが用意されるわけでもなかろう。


「あいつをいじめたら殺される、と思わせる」のは
重要だが、本当に殺してしまっては意味がない。


少年法が君たちを守ってくれるから。殺してしまえ!」
は、俺から言わせると、はっきり言って無責任だな。