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著作権を持つ組織なり、人なりが金を払えば解決

するんじゃないの?

MORI LOG ACADEMY: 中古品の著作権
http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/05/post_1142.php


中古販売自体は、僕はそれほど問題だとは考えていない。
どんなものにも中古品市場はある。販売してはいけない、
という道理はないだろう。


それでも、「著作権」というものがあるわけで、
たとえば、ただで譲ってもらったから、あるいは拾ったから、
という理由で破格で売ることは、どうも変な気がする。
中古品でも売るときには、コンテンツに対する著作権料を
支払うのが道理ではないだろうか。
図書館などで、貸し出す場合も例外とは思えない。

中古として、どっかに売る人にとっては
すでにそのコンテンツは「ごみ」でしかないので、
その「ごみ」を金を払って回収してくれる
企業のところに持って行くわけで。
それはまぁ、Book Offとか。


中古品として売られたくないなら、
作家の人なり、出版社なりが有料で消費者から買い上げればいい。
もちろんBook Offを上回る価格でね。


簡単な話だ。
それをやってから文句を言えばいいのに。


少なくとも、充電池の回収みたいに
書店に「読み終わった本はこちらへ」みたいな
回収箱の設置くらいはすればいいのに。


で、自分たちで廃棄しろ。
話はそれからだ。


図書館はSUICAデポジットみたいに
貸し出した時に金を消費者から受け取って、
返しにきたら金を消費者に返す、とかいうのを
著作権を持つ組織なり、人なりがやれば?


預かってる金をその間、
金融企業みたいに運用すりゃいいだろ。
儲けを出して、その儲けのうちの一部を
著作権を持つ組織なり、人なりに分配してやれば
うるさい作家の先生方の文句も減って一石二鳥だ。





中古車を買ってる人を見て、
レンタカーを借りてる人をみて
自動車メーカーの社員が「けしからん奴らだ!」と
激怒してるようなものなのだが、
彼には違和感がないんだろうな。


今や、自動車メーカーが自ら
中古車を回収して販売してるわけですが。
出版業界が世の中の仕組みに
遅れに遅れて、遅れまくってるのにも気づいてないとは。


あほくせええええええええええええ。