O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

未練がある、くらい魅力的な職業だと感じてるならいいけど。

ヲタで卒論 〜解釈と操作のヲタ視線〜 - 庄司は大事?
http://d.hatena.ne.jp/onoya/20070525/1180119642


そんなことよりも心配すべきは、
「アイドルである人間が「アイドル」であるということに未練がないのではないか」
ということだ。その場合、彼女に対する追及は意味をなさないのではないか。

俺はまさしく「未練がない」のだと思ってます。
それは辻に関しても、過去の矢口に関しても、今回の藤本に関しても。
とりわけ輝かしい「過去」があればあるほど。


そもそも彼女らが「アイドル」という職業に就く際の
モチベーションは「有名になること」であろうから、
その「有名になること」を実現できる環境を提供できない
「アイドル」という「職業」に未練などあるわけがない、
と俺は思ってます。


とりわけ、藤本は「有名になること」が
モチベーションだったんじゃないかと思ってますが。


彼女らは自己実現のための
「職業」として「アイドル」を選んでるのです。


たまにヲタはそれを忘れますが。私を含めて。


仮に彼女らのモチベーションが
「有名になること」じゃなくて「金」だったとして。
そしたら余計に、以前よりも収益が減ってる職業に
未練はないだろうなと。





で、つんくはその辺り、以前に、
おもしろいこと言ってたよな、と俺は思ってて。
モーニング娘。が好きな人、なりたい人が欲しい」
とか、オーディション時に言ってたんですよね。


ようするにその「アイドル」という職業に就く際の
モチベーションとして各個人に
モーニング娘。であること」を欲した、という。


「有名になること」や「金」が
モチベーションを維持する上での第一条件だったら、
今後のモーニング娘。をやっていく上で
各個人のモチベーションの維持は困難になるはずで
職業として、組織的に運営していく上でリスクとなって危険である、
と、すでにあの段階で判断していたなら、すごいなと。


モーニング娘。であること」が
モチベーションの第一条件ならば、
そんなに有名人になれなくとも
「じゃあ、娘。卒業な」とでも言われなければ、
モチベーションの維持が可能ですからね。


ここまで来ると、かなり高度な組織論ですねw

INITIA Consulting|INITIA Archives|経営学講座|1. 組織論:第7章「動機づけ理論」
http://www.initiaconsulting.co.jp/archives/management/1_07.html


組織を管理する場合、管理者は人に目標を与えます。
しかし、その目標が動機づけの要因になるためには、
目標が対人の欲求構造にフィットしていなければ、
そもそも欲求を満たそうとする行動をおこす気にならないでしょう。

「アイドル」は「職業」と考えた場合、
モチベーション維持の話は
上記サイトを全部読めば大体わかるんじゃねーかと。