O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

ごっちん、の話

タグ付けを「ハロプロ」にしようかどうか、
迷ったんだけど、「音楽」にしておく。


まっくすさんが言ってる話で。

07/10/30
んー、不思議と悲しさはあまりない
http://mymelody.org/daughter/main/current.htm#30


ごっつぁんの最近のコンサートを見たらアイドル色を
極力排除しようとしているのは十分過ぎるほど見て取れたし、
でもそんな本人の思いとは裏腹に相変わらず「SOME BOYS! TOUCH」に
PPPHを入れるファンばかりでステージと客席の向いている方向は乖離する一方。


ファンの多数は今の路線を望んでいなくて自浄作用はほとんど期待できない。
じゃあどうする?ってなった時にそれほど被害が
大きくない劇薬はハロプロ卒業なんじゃないかと思うし。
今回のユウキの件はたまたま時期が重なったきっかけに過ぎないんじゃないかと。


ごっちんからしてみりゃ、
ファンとして大切なのは大切なんだけど、
そこにいるファンは、自分のやりたいことを
理解してくれるファンじゃないんですよね。


最近のごっちんの曲、俺とかは「かっこいいな」とかは
思うんですけど、やっぱり買うところまで行かないわけで、
そういう部分では俺も所詮「ハロプロファン」として求めてるのは
「アイドル的楽曲」で、ごっちんには申し訳ないなぁと。

ハロプロってのは中にいると居心地が良いんだと思うよ。
アイドル集団としてはかなり強固な集団になってるし、
何だかんだ言ってハロプロのファンは互助会的な所があるし。


あれだけハロプロ色を捨てようとしていた
あややですらハロプロを抜けようとはしてないでしょ。


なっちなり、ごっちんなり、卒業後に売れないながらも
ある程度続けてきた彼女らは「売れない恐怖 or 空しさ」から、
もうそろそろ開放されたんだろうと俺は思うんですよね。


あややはまだ、そこから開放されてない。
まだ「以前みたいに売れるにはどうしたら良いんだろう?」って
スタンスでがんばってると思う。いや、わからんけどさ。


なっち、ごっちん、は、
細々とでも良いから、やりたい音楽をやることのほうに
意味を見出し始めてるというか。バカ売れ、イラナイ、っていう。



ところが、ファン側は未だに「また以前みたいに、バカ売れしてくれ」と思ってる。


そのあたりがファンと本人らの意識が一番剥離してるところで。
ステージ上の彼女らは今の自分を冷静に見られるようになって、
次の一歩を恐る恐る踏み出そうとしてるのが、つい最近なんだろうと。


ファン側はわかってない。彼女らが変わったことに気付いてない。


気付いていたとしても、追いつけない。
もしくは、置いていかれそうになって怖がっている。
ごっちん、そっちに行かないで!まだここにいて!!」ってやってる。


娘。とか、℃とか、ベリとか、オリコン上位に
今、かろうじて、「ハロプロ」がある程度顔を出してる状態を
ハロプロファン」として、日常的に見てるから、
ごっちん、なっち、彼女らのスタンスも理解できないだろうし。


ごっちん本人は、
やりたいことを見つけて、そっちに行きたい自分、
「そっちに行かないで!」って言われてる自分、
そっちに行って、今よりも悲惨なことになる不安、
今のまんまである程度、満足感を得られてる現状、
その間での葛藤をもうとっくに以前からやってたんだろうと。





ごっちんは、アイドルとして、くだらねー」
っつって、ファンを辞めてあげるほうが、
今のごっちんには一番良いんだろうと思ったり。


何と言うか、ハロプロのファンとしてのごっちんファンって
「俺らが支えなきゃ」感を醸し出してる人が結構いるんですよね。
間近にそういうファンがいたりとか、だからそう思うんですけど。


その「俺らが支えなきゃ」ってのも
ファン側はいい加減卒業したほうが良いんじゃないかと。


ファンを続けて、ごっちんを支えるってのが、
「思いやりのつもりが、思い上がり」。
正直、ファン側の思い上がりなんちゃうんかと、みたいな。


ぬるま湯から抜け出そうとしてる
ごっちんの背中は、非常に大きく見えて頼もしいような。


なっちもごっちんに続くかもしれんね。
むしろ積極的にぬるま湯から抜けていって欲しいところ。