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趣向が多様化すると、そうならざるを得ないということか。

予測「ライブの売り上げ、録音物を3年以内に上回る?」 | WIRED VISION
http://wiredvision.jp/blog/listeningpost/200712/20071206135025.html



音楽業界の2つの主要な傾向は、
音楽販売の下降と、ライブ音楽による売り上げの増加だ。
(中略)
「不十分なデータしかないので、ライブ分野の
金銭的価値を計測するのは不可能に近い」と警告しながらも、
「現在の傾向が今後も続くと仮定すると(これは可能性の低い仮定だが)」、
英国においてライブ音楽は録音された音楽よりも
「3年以内に」大きな産業になる、と結論付けている。

日本もこうなってくるんだろうか?


消費者の楽曲に対する趣向、生産される楽曲が多様化してくると、
楽曲単品販売の価格に対しては消費者からの値下げ要求が強くなるわけで、
(特にそのアーティストに思い入れがあるわけではないから、
 安ければ買うが、高ければ買わない、の傾向が強くなる可能性がある。
 それに、次から次に楽曲を購入、消費する、ようするに
 「浴びるように音楽を消費する」形への移行を
 消費者が強く望むようになるはず)
そうなってくると、ライブに行きたい!と思わせるだけの、
「強みのあるアーティスト」が多くの収入を得られるようになるかもしれんな。