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Ossanの研究所です。

ラストが「桜チラリ」だった訳

土曜日にベリ℃合コンに入った時は、
なぜラストの楽曲が「桜チラリ」なのが全く理解できなかったが、
最終日夜には、なぜ「桜チラリ」なのか、はっきり理解した。


結局、最後の最後に「桜チラリ」を歌って、
再び「Berryz工房」と「℃-ute」にそれぞれ分かれて歩みだす、
というラストシーンがライブ最終日の最後に用意されていたのだった。


キッズから、Berryz工房が先に生まれて、
梅さん曰くの「残り」に「℃-ute」のユニット名が与えられて、
それぞれの活動が本格的に始まり、それなりの時間が流れ、
キッズ時代からのヲタが望んでいた「合コン」が実現されたわけなのだが、
(最も、舞波とめぐはもうそこにはいないのだが)
この「合コン」を最も望んでいたのはステージ上の彼女達だったのかなと、
今更ながら何となく思い返していたりする。


いや、栞菜はどうかはわかんないけどね。
(立場的に、栞菜はちょっとかわいそうだったよな…)


ベリ℃合コンラスト。
ステージ上部から桜の花びらが舞い降りる中、
桜チラリ」を歌いながら、気が付けば、
梅さんが一番最初に目に溜まった涙を堪えきれずに指で押さえていた。


しばらくして他のメンバーの目にも涙が溜まり始めると、
何とも言えない「さようなら、またいつか」感に
染められた空気に会場は満たされていった。


その染められた空気は、いつかの卒業式で味わったような、
懐かしく、新しく、寂しい、そんなものを感じさせたのであった。


「涙など似合わない」そんな俺が、久々にライブで泣いた。