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Ossanの研究所です。

「臨海スポーツセンター存続のためのイベント」に行ってきた。

結構応募があるだろうし、当たらないだろうなぁ、
と思っていたら、思いがけず当選してしまった。


▼こんな感じの当選ハガキが届いた。


当日は、あいにくの雨。
6時半頃開場、との話だったのだが、6時ちょっと過ぎに到着すると、
すでに会場前にはたくさんの人だかりであった。


▼開場前の様子


受付でハガキを渡して整理券を受け取る。
ハガキの色で列が分けられていて(私はグリーン)列に並んだ直後に、
撮影、録音、花束は禁止ですよ〜、の旨を丁寧にご説明いただく。


6時半まで外で待たされるのか〜、早く来すぎちゃったなぁ、と思っていたら、
スポーツセンターの建物内へ案内していただいた。
建物内にもすでにたくさんの人が並んでいたのには驚いた。


客層は…。女性が99%で、男性1%、くらいの割合だったかなぁ。
まぁ、仕事を休んでまで来る人なんて私くらいのもんだわな。(汗)
親子連れが比較的多かったのは良かったかも。


私が座った席はリンク中央に近い、前から2段目。極めて良席であった。

「署名簿および要望書の大阪府への提出式」

一番最初に提出式が行われたのだが、その前に来賓の紹介。
その来賓の紹介である方の名前を呼び忘れる、
という失態をやってしまっていたものの全体的には問題なく進行。


肝心の提出式で、客席からその模様が見えなかったのは
ちょっと残念だったかなぁ…。私の署名もそこに入ってるんだぞ!
ってことで、渡される瞬間が見たかったかな、とちょっと思った。
まぁ、あれだけ報道関係の方々が取り囲んでいたのだから、
きっとどこかであの模様が報道されるのであろうから、問題はない。

「臨海で練習するフィギュアスケーターの演技」

3選手が出演。

  • 吉田行宏
  • 淀粧也香
  • 西上順三


いくらかミスはあったけれども、今はスケートシーズンじゃないからね。
この時期にあれだけのことをきっちりやったのは、
臨海存続への願いが込められていたからだろう。


どの選手がリンクに出てくる時も、他の生徒さん達から、
「ガンバレー!」って大きな応援の声がかけられていて、
皆で一緒にここでがんばって練習してるんだなぁ、
というのが客席にも伝わってきて非常に良かったと思う。

「スピード(ショートトラック)実技」

どうやってショートトラックを見せるんだろう?
と思っていたんだが、なかなかおもしろい演出が待っていた。


トラック内で回る選手とトラック外で回る選手が交代で入れ替わり、
リレーを行うような形でグイグイ加速していく様子を見せてくれた。


入れ替わる時に外側を回っていた選手の前に、
内側を回っていた選手が出て、外側を回っていた選手が
内側から出てきた選手を押し出して加速させてスタートさせる、
という、文章で書くと意味不明ではあるが(笑)とにかく、
「こんなスピードでこのリンクを駆け抜けていくのか!」と
観客を驚かせるに十分な内容であった。


実際、客席からはどんどん加速する選手に
「おお=!」という歓声もあがったほどだった。


フィギュアスケートは見ることはあっても、
ショートトラックのスピードをあれだけの近くで見ることができるのは
なかなかないだろう。非常に興味深いものを見せていただいた。

「アイスホッケー実技」

臨海ジュニアアイスホッケークラブの生徒さんが
2チームに分かれてゲーム。片方のチームが弱かったので…うーむ。
両方の選手の戦力バランスが取れていたらもうちょっとおもしろかったかも。


それでも、スティックを持って、クイックな動きを見せる選手、
パックを追いかけて取り合うシーンはとてもおもしろく、
初めてアイスホッケーを見たが、もうちょっと試合を見てみたいと思った。


最後に、ホッケークラブの全員がリンク内を回ったのだが、
ちっちゃい子が出てきた途端「バタっ」と倒れて、会場の笑いを誘っていた。
リンクに出てくる→「バタっ」→「じたばた、ムクッ」→「ばたっ」→「…」
みたいな展開。(汗)


会場内から「がんばれー、立てー」と暖かい声援もあったなぁ。
最後はその子もちゃんとリンクを滑って回ってました。

「当イベントにご賛同いただいたフィギュアスケーターの皆さんの実技」

皆さん、お待ちかねの今日のイベントのハイライト。
3選手が出演。

どの選手も危なげなく、きっちりと
演技をこなしていくあたり、さすがとしか言いようがなかった。


高橋大輔選手の演技後に

の6選手がリンク中央に集まってきた。
存続への思いを伝えるとのこと。


会場内が静寂に包まれる…。


淀粧也香選手が持ってきたマイクを、
高橋大輔選手が握り、演技後すぐだったので、
息を切らせながらではあったが、
「今日は、お足元が悪い中、存続のためのイベントに
 お越しいただき、心から御礼申し上げます。」と
丁寧な挨拶から始まり、存続への熱い思いを語ってくださいました。

「選手代表ごあいさつ」

最後に、臨海のスケートリンクで練習している生徒さんが
リンク上に集まって、西上順三選手が代表して気持ちを伝えてくださいました。
皆さんの気持ちは会場に来ていた方々にきっと伝わったと思います。


最後に

リンク内に
「守ろう大阪の子供達の夢・未来」というのが
貼られていたので、ぜひ撮影させていただきたい、
と関係者の方にお願いしたのだが、
撮影許可が降りなかったのは非常に残念である。


もし、関係者の方があれを撮影されているのであれば、
ぜひ「存続の会」のサイトのほうで掲載していただきたいところ。


帰り際に生徒さんから、お花をいただいた。
家に持って帰ってきてから撮影。
(2本あるのは、私ともう一人で行ったため)


今回のイベントの観客は、簡単に言えば、
「臨海存続のために、協力してあげよう」的な立場だったわけだが、
結局、このイベントが終わった頃には、イベントに出演していた、
多くの選手、生徒さんから、二度と味わえない
貴重な思い出をプレゼントしていただいた側になっていたのであった。


皆さんからいただいた「思い出」のプレゼントと熱い思いを胸に、
皆さんからしてみれば、どこの誰だかわからない一人の立場から、
個人的に出来ることなどは知れてはいるが、精一杯応援させていただきます。


イベントに出演された方、イベント実施のために奔走された方、
当日慣れないことでも目いっぱい丁寧に運営されたスタッフの方々、
本当にお疲れ様でした。素敵な思い出をありがとう。


そしてもちろん「これからもずっと、よろしく」と
言える日が来る日を、心から願っております。