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「最強の投資家 バフェット」。

安いから、という理由で買って、ちょっとずつ読み進めていた。


内容は、ウォーレンバフェット氏の伝記なのだが、
バフェット氏と関わった企業と、バフェット氏の企業との関わり方、
姿勢や哲学が「外国人が書いた本の翻訳」ではなく、
日本人が取材し、日本人の視点で書かれていて非常に読みやすい。


この本を読んでいて、一番感じたのは、
企業に対する評価の仕方、手法が金融工学と共に発展してきたのだなということ。
とかく金融が悪者扱いされる日本という国において、
企業の経営状態、経営姿勢を把握、評価する手法が金融と表裏一体である点は、
コーポレートガバナンスに関して問題になることが多い最近の日本が、
金融に対してユルユルなのと、表裏一体なのかな、と思った。


金融と向き合うことは、企業の経営と向き合うことなんだろう、きっと。