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Ossanの研究所です。

「ザ・チョイス-複雑さに惑わされるな! 」読了。


Amazon側にもレビューを書いたので、それをひとまず貼付。


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多くの人が名著と評価する「ザ・ゴール」シリーズの中で、
これまでと最も違う点は、組織だけではなく、
個人の人生にも視点を持ってきている点だろう。


著者は仕事も各個人の人生も「選択の連続である」と説き、
その選択行動が必要な際に「ものごと」を分析する重要性、
その分析から原因と結果の「シンプルな関係性」を得ることの重要性を述べた上で、
その「シンプルな関係性」を見極めるために必要な
心構え、思考ロジックを具体的な事例を挙げて解説している。


「ものごとはそもそもシンプルである」の思想が最初から最後まで、
一貫しており、分析のアプローチの仕方は組織の長でなくとも、
仕事上の問題、そして、人生で問題を抱えた際に非常に有用なものであると感じた。


あとは、この著作を読んだ各個人が、
どのように仕事、人生においてこのアプローチ方法を
活用するかが問われているのだろう。


「ものごとはそもそもシンプルである」と頭の中で唱えながら、
自分の人生で発生する「ものごと」の本質を探っていけるようになれば、
それだけでかなりエキサイティングな毎日になるのではないだろうか。
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貼付終わり。


以下、個人的メモ。

p85
ものごとはそもそもシンプルであると信じている。
もし何かうまくいかないことがあるとすれば、それは、どれもだいたい同じ原因に起因していると考えるんだ。
父さんの経験からすると、だいたいその原因は一つ、根本的な原因は一つだけだな。
(中略)
好ましくない状況は、満足のいかない妥協の結果として起こるって考えるわけだよ。

p230
妥協が見出せないような対立に直面した時、人は相手を責める傾向がある。
相手にその対立の原因を押しつけようとしてしまうのだ。


「コンフォートゾーン」→居心地のいい場所。

p236
では、コンフォートゾーンとは、いったい何だろうか。
普通に考えれば、コンフォートゾーンとは、自分の支配力が及ぶとk難じている範囲、あるいは少なくとも十分な影響力を及ぼすことのできる範囲ということになるだろう。

p238
そうなると、コンフォートゾーンとはいったい何なのか、その考え方をもう一度見直さないといけなくなる。
(中略)
コンフォートゾーンとは、『人が、原因と結果に関して十分な知識を有している領域、また、ある行動に対してどのような結果が予測されるのか十分な知識を有している領域』というのはどうだろうか。

p239
この定義に従うと、人をコンフォートゾーンの外に追いやるシナリオは以下のとおりとなる。

  1. ある望ましい結果に達するために、特定の行動を起こすことが促される(あるいは強制される)。
  2. 促された当人は、関連する原因と結果に関する自らの知識に基づいて、促された行動では、望まれる結果を達成することはできない、あるいは達成する可能性が極めて低いと確信する。


この本の重要な点のシンプルなまとめを最後に引用して、メモ終わり。

p285-286

  • 人はもともと善良である。
  • すべての対立は解消できる。
  • ものごとは、そもそもシンプルである。
  • どんな状況でも飛躍的に改善できる。
  • すべての人は充実した人生を過ごすことができる。

とりあえず、中の3点は頭に入れて行動するように心がけるのは重要かもしれない。