フォトリーディング講座、受講後まとめ。
フォトリーディングの講座を受講したので、感想をまとめてみる。
先に「フォトリーディングとは何ぞや?」の結論を書くと、
「高速拾い読み手順の定型化(フレームワーク化)」だ。
講座の内容は「10倍速く本が読める」に書かれている手順をそのまんまやってる。
なので、書籍だけで十分であり、講座は不要かもしれない。
しかしながら、講座を受けない場合は、
という点が問題になるだろうか。上記2点がクリアできて、
書籍を見ながら自分で出来る人には講座の受講は不要だと思う。
「フォトリーディング」は理論的には、
「周辺視野」状態で本を視界に入れ
(「読む」という行為ではない、と強調されるのはそのため)
「視界に入れただけ」の情報を後々、ひっぱり出す、という形。
なので、本を端から端まで理解する、もしくは、
完全に覚える、というのは、フォトリーディングでは不可能。
(個人的には、周辺視野状態で本を「景色」として、
情報を取り込むあたりを違和感なく理解できたので、
その辺りを納得できるかどうかでも、
かなり「フォトリーディング」に対する納得感も変わりそうな気がする。)
じゃあ、フォトリーディングは無意味かというと、そうでもない。
普通に読む際にも「必要なところだけ拾い読み」という行為は、
結構誰でもやってると思う。技術書などは特にその傾向が強いだろう。
逆に言うと、本を端から端までじっくり読んだとして、
そのじっくり読んだ本の中で重要だった箇所はどの程度あるかなと。
後々また読めるように付箋を貼ったりした箇所くらいだろうから、数ページかなぁ。
「フォトリーディング」は、その「自分にとって重要な数ページ」だけを、
引っ張りだす行為を高速化するための手順だ。
なので、読んでないページ、覚えてないページ、を山のように作り出す読み方だ。
「フォトリーディング」はその行為を正しい方法とする。
これまでの読書とは違う、とはそういう意味である。
あとはまぁ、このやり方を継続できるかどうかかなぁと思っている。
とりあえずまた明日にでも1冊やってみよう。