O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

日本の偉い方々がやっちまったのは「技術を使って世の中を良くしよう」という人々の意思を破壊したという事。

少なくとも、以下の2つ。

"Librahack"共同声明に関する詳細情報
http://www.libra-sc.jp/project/2011022422232861.html


被害届の取り下げに対する回答と補足
結果として、被害届の取り下げは行わないことになりました。

クラウド著作権についての補足 : アゴラ - ライブドアブログ
http://agora-web.jp/archives/1258991.html


まねきTV判決は「テレビの再送信」という
特殊な目的のサービスで、一般的なクラウドには適用できない
:これは誤りです。最高裁判決は目的も媒体も特定せず
「自動公衆送信」一般を対象とする抽象的な論理構成になっており、
テレビ番組だけではなく、音楽や書籍なども対象になります。


日本の偉い人たちってのは、技術の事が
ちんぷんかんぷんなおじいちゃん達ばかりなのか、
アホ+アホ+アホ=取り返しのつかない事
みたいな事になってるんだけども、もう何かどうしようもないな、と。


まねきTVなんて、俺みたいなアイドルヲタからしてみれば、
大阪にいながら東京ローカルの番組を見る、なんて事も出来たかも知れず、
もちろん逆に東京にいる人が地方の番組を見る事も可能だろうし、
韓国の番組を日本で見る事もやろうと思えば可能だったのだ。


あぁ、何ともったいない。


LibraHackも図書館を便利に使いたい人たちにとって、
嬉しい機能が世の中に提供されていたに違いない。
ところが、つまらない機能だけが提供され続けているだけだ。

どこにも悪人なんていなかった。

悪人なんていなかったのさ。
「こんな感じで、こういう技術を使ってやれば、
 こんな風に世の中、ちょっと便利になるんだよ。」
そういう事をしたい人が存在しただけだ。


でも、なぜかはわからないが、
「世の中を良くしたい」と思った人を、
たくさんの人たちが寄ってたかって牢屋にぶち込んだり、
二度と同じ事を出来ないように恐怖に陥れてやる方法がないか?
を真剣に考えて、実現させてしまったのだ。


日本の司法もそれに手を貸した。警察も手を貸した。
日本で起きたのは、そういう事だ。


「法律的にはこうなんだよね、だから俺たちは間違ってないんだ。」
司法な方々も警察も、そう思ってる事だろう。
でも「世の中を良くするためには、この法律はこのように解釈されるべき」
という視点がなければ「木を見て森を見ず」ってやつだ。


「世の中を良くしたい」と思っている人を寄ってたかって牢屋にぶち込んだり、
二度と同じ事を出来ないように恐怖に陥れてやる方法がないか?
を真剣に考える人たちの「道具」として利用させるべきではないはずだ。
ところが、そういう人たちに利用されてしまった。それは、過ちではないのか?


「技術を使って世の中を良くしよう」という人々の意思を破壊したという事。
その事をもう一度考えてもらえないのか?


日本を諦めるには、まだ早いと思うけど。俺は。