O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

「水色ジェネレーション」評価の本音とか。#nanba44

あとでファンサイト側にも転載するかもしれんけども、
とりあえずこっちに書いておくとする。


以前のアルバム評価。

南波ちゃんのアルバム「ごめんね、私。」の評価の本音とか、ファンが思ってるところとか。 - O-Lab +Ossan Laboratory+
http://d.hatena.ne.jp/dbfireball/20100628/1277655511


1stアルバム「はじめまして、私。」から聴いている、
俺の気持ちを本音で100点満点的な評価数値を書くと、以下のような感じ。

  • 「はじめまして、私。」 95
  • 「君に届くかな、私。」 120
  • 「ごめんね、私。」 80


要するに「君に届くかな、私。」の出来が良すぎたのよね、みたいな。
でも多分、売れてないんですよね「君に届くかな、私。」は。


今回の「水色ジェネレーション」は私の評価としては。

  • 「水色ジェネレーション」 85


という感じです。
「初フルアルバム」という事で楽曲のクオリティは申し分ないのですが、
そして、南波ちゃん自身の表現力は恐ろしいくらいに向上してるんだけども、
「こどなの階段」「オーロラに隠れて」を省いて聴いた場合、
要するに「アルバム初収録楽曲」のみに絞った評価をした場合、
楽曲のラインナップから生み出される流れのようなものが
やはり「はじめまして、私。」にも及ばないなぁ、という感想になりました。


かと言って。
「こどなの階段」「オーロラに隠れて」はアルバムの中で、
アルバム全体の「流れ」的なものを、ブッタ切ってしまっていて、
実際、1曲目から順に聴いて行くと「こどなの階段」で流れが切れて、
「たぶん、青春。」で無理矢理に元の流れに戻してくれるんだけども、
最後の最後に「オーロラに隠れて」で訳の分からない方向へ
聴いてる側をスッ飛ばす感じになってます。


「曲が悪い」という話ではなく、
「水色ジェネレーション」じゃないよね?この2曲は?
という話というか。


楽曲の内容が他と異質で、楽曲としてはもちろん出来が良く、
上出来であるが故に「ブッタ切ってる」状態なんですけども、
「フルアルバムという1つの作品」としての話をすると、
そういう評価をするのが妥当かなぁ?と考えてます。


「流れがブッタ切れるのも水色ジェネレーション!」
というところかもしれないですけども、それだったら、
もっと派手にブッタ切るほうが良かったような、うーむ。


個人的には「ミライクロニクル」は好きじゃないなぁ。。。
ただ以前に「シャイニングスター」であったように、
「ライブで聴いたら良いね」楽曲の可能性もあるので、、、
細かい事は良いです、という事にして。


85点を付けましたけども、
「こどなの階段」「オーロラに隠れて」を省いてたら、
90点の評価をしてたと思います。セールス的には厳しいだろうけどもw


もしくは「こどなの階段」の作家陣でもう1曲を作っていただいて、
「オーロラに隠れて」を省いていたら、
別の形で奇麗に流れが出来てたかもしれないなぁ、と思ったりもします。


どちらにしろ「オーロラに隠れて」はこのアルバムの中では、
「アルバムの流れを無視してでも突っ込んだ」的な
雰囲気が強くなりすぎちゃってて、何だかなぁ、と。


「ごめんね、私。」よりは良くて「はじめまして、私。」に
わずかに及ばず「君に届くかな、私。」には全く及ばない、
という感想でした。

コトリンゴさん楽曲がバッチリハマった今作。

今回のアルバムで、初めて、
コトリンゴさんの楽曲にバッチリハマった」という感想を持ちました。


ぶっちゃけ、これまではコトリンゴさんの曲の持つ世界観に、
南波ちゃんの歌唱力が追いついてなかったわけですが、
今回、ようやっと追いついて「1つに融合」したように思います。


これまでは「奇麗に歌ってるけど、多分、これは違う」という、
奇妙な違和感をコトリンゴさん楽曲の時に感じてたんですけども、
今回は凄い!!と絶賛したい気分です。


南波ちゃんの成長は、今回のアルバムのコトリンゴさん楽曲で、
ほぼ全て感じる事が出来ると思っているくらいで。