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映画「でーれーガールズ」の山根千佳さんの演技に思う。#でーれー

山根千佳さんにはお手紙書いたりとかしないので、
こっちに感想を書いておこうかなと。
本人に届くかどうかは置いておいて。


映画「でーれーガールズ」で山根千佳さんが
女優さんとしての初仕事をされたわけですけども、
個人的に思っていた以上に女優さんの仕事が出来てたなぁと。


ただ、セリフもそんなに長くなかったし女子高生役だったので、
普段の彼女の延長線上で出来る部分が多かったはずで、
そういう意味では「女優さんに向いてます!」とは、
さすがに断言はできない、というところではあります。


しかしながら。


初演技でクソみたいに棒読みになる可能性もあった中で、
作品のクライマックスに向けての重要なシーンで、
作品の雰囲気をぶち壊すような事もなく、かといって、
控えめすぎる事もなく、ちゃんと印象に残る役を
演じきれたのは非常に高い評価をしても良いんじゃないかなと。


ま、要するに俺は好きな演技でしたw


何より現在に、20歳前後の女優さんがあまり出てきてない、
という状況にあるホリプロさんにおいては、
汎用性の高いルックス(目立ちすぎない、が、ちゃんと可愛くて綺麗という)
の女優さんを棚ぼた的に手に入れられる可能性も出てきたわけで、
これは「ラッキーな事態」と言って良いんじゃないかなと感じてます。


年齢が同一の大野いとちゃんとキャラ的にも被らないし、
ちゃんと女優さんとして育てておいて損はないんじゃないかなぁ、
と感じさせるだけの結果は出してたと思います。


多分「まずは相撲で頑張ってお仕事を頂きましょう!」
というのが、ホリプロさんのスタンスでしょうけども、
相撲仕事だけってのは、ちょっともったいないと思うくらい、
彼女のクレバーさは感じてます。




女優さんは頭の良い人が生き残る世界なので、ね。




山根千佳さんご本人にお伝えしたいのは、
今のうちにDVDやら舞台やら映画やらを観ておいて、
「こういう時はこういうイメージかな?」という、
演技の引き出しを続々と拡張される事をおすすめします。


どうせ、仕事ねーんだろ?暇なんだろ?
だったら1本でも多く映画観てろ!!(やな奴


というか、すでに19歳であって、
下の年齢の子たちが現場で経験を積むような事と、
同じような事が出来る可能性が低い状況にある、
という点が、やはり冷静に考えると不利なのです。


15歳の子が現場で失敗しても、後々に「あれから成長したかな?」と、
起用してもらえる可能性は高いですが、19歳だと、どうなんでしょ?
19歳で現場で失敗すると次に使ってもらえない可能性もありますよね。
というところでして。


1発のチャンスがシビアなだけに、準備を怠りなく!
そんなところかな。