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静かなる大ヒット青春映画「でーれーガールズ」を君は観たか?

なんと、映画「でーれーガールズ」が観客動員数で1位だそうだ。

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ただし、イオンシネマ岡山で。
おい!ベイマックスより上だぞ!!上!!!


作品自体が全編岡山市と一部が倉敷市で撮影されたという、
それらの事情があるとは言え、
撮影地の岡山でここまで支持される作品になるとは誰が予想しただろう。


撮影地の地元で上映されるとはいえ、
そういう作品の多くは上映初日に
ちょろっと上位にくる程度が普通はせいぜいである。


しかしながら、この作品はそれ以上に多くの方々を魅了して止まない。
作品の存在を知ってさえもらえれば、これほどの支持が得られるだけの、
クオリティとパワーがある、私はそう思っている作品。


タイトルの「でーれーガールズ」に
「でーれー」という方言を使われている事に、
一部の岡山在住の方からネガティブな意見があったものの、
なぜそこに「でーれー」が使われているのか、
作品をご覧頂いた岡山の方々には納得と大きな感動があったのだと、
この支持されっぷり状況を見て、とても強く感じる。


優希美青足立梨花白羽ゆり安蘭けいがそれぞれ
80年代の青春現代と大人になった現代を行き来しながら
描かれる物語だが、そこに描かれているのは、
ネタバレを避けて作品の内容を書くならば、
青春の後悔と、流れる「時」の偉大さであろうか。


「泣いた」という感想が多いがゆえ、
「お涙頂戴作品かよ」と思われがちかもしれない。
しかしながら、この作品を見て泣いた人は、
作品の内容と観た自身が納得の上での涙なのだ。


そうこう言っているうちに、
ヒューマントラストシネマ渋谷では本日の16:25の回は
満席御礼だったようで、嬉しい限り。


もっともっと多くの方々にこの作品が愛されますように。