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GENKING氏の言う「Googleは使わない、SEO対策しているから」はとても重要な話だし「リアル」と字面のまま読むべきでもない。

jp.techcrunch.com


はてぶのコメントを見てると、GENKING氏の指摘がわかってる人と、
全然分かってない人がいてなんだかなぁと。


GENKING氏が言及してる10代20代の人らが検索エンジンの検索窓に
欲しい情報の単語を放りこんでも、出てくる情報は、
グルメ関係の単語ならば、グルメサイトとブロガー(笑)らの
アフィリエイト戦場を見せられるだけだ。


ファッションも芸能人の話題も似た様なもので。
「Webは死んだ」というつもりはないが「(カジュアル用途では)検索エンジンは死んだ」
と言っても良い状況だと思っている。


GENKING氏の「SEO対策しているから」は「アフィリエイト戦場だから」に
置き換えてからTechcrunchの内容を読めば、何を言いたいのかが理解できるはずだ。

「リアルじゃない」の意。

GENKING氏の「リアルじゃない」は「有用じゃない」と読み替えるべきだ。
彼の「リアル」は「有用」の意である。


例として、以下を読み替えてみよう。

「リアルな話を言っていいですか? Instagramに合っているブランドさんと合っていないブランドさんががあると思っていて。あとは…写真がダサい」

を置き換えると、

「有用な話を言っていいですか? Instagramに合っているブランドさんと合っていないブランドさんががあると思っていて。あとは…写真がダサい」

って感じだ。


単純にGENKING氏は単語の使い方が変なだけなので
彼の「リアル」って単語の変な使い方に振り回されて、
勘違いして読まないほうが良い。


そもそも、若い人らの間で使われる「リアル」って単語は、
意味がありすぎて文脈から把握するしかない。
その意は「クール」「俺が好き」「クレイジー」「使える」
「憧れ感」「不気味」とか、そんな適当な感じであって、
はっきり言ってむちゃくちゃだ。


若者が「リアル」という単語を使ってる時は、
ちゃんと置き換え処理をしないと話が通じなくなるよ。