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Ossanの研究所です。

オリンピックのロゴが妥当なA案になって世界中の色んな人が胸を撫で下ろしてる事だろう。

オリンピックのロゴなんて、どこの国のどの程度の精度の印刷機で
刷られるか分からんのに変にグラデーションとか細かい線とか、
入れられてたら、困る人が世界中に出てくるわけで。


キンコン西野氏がやった「負けエンブレム展」の作品のいくつかも、
グラデーションの多用、細かい線の多用があって、
発展途上国の印刷屋が泣きをみるような内容ばかりで、
(こんなに汚い印刷で潰れちゃってるじゃねーか!
 って返品されたら業者が死ぬだろ?)
そりゃ落選するでしょうよ、って感じがした。


オリンピックのロゴは、基本的にベタ塗り、
グラデーションなし、モノクロ印刷でも
「ロゴでっせ!」っていう雰囲気が出る形状のもの、
小さく印刷したときに真っ黒に潰れるような箇所がない事。


そのあたりの基本を押させてないとダメなんだろうと思いますが?


プロの人らは分かってるけど、そういう仕事をした事がない人らは、
全然分からないので、グラデーションで綺麗になってるほうが良い!
って言うわけさ。大変だね、審査員の方々も。


で、今回決定した内容はグラデーションも細かい線も使ってない、
極めてオリンピックのロゴにふさわしいものになりましたとさ。
ちゃんとプロが選んでると思いましたねぇ。