O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

世界の潮流はスマートスピーカーでクラウド側で解析&処理なのに日本家電メーカーはロボットで端末側AIで処理しようとしてるのでまた絶対負けて潰れる。

なんかもうまた繰り返してるし、日本の家電メーカーって全然反省しないし学ばないというか。
スマートスピーカーってAI積んでないけど、クラウド側で語彙を収集して解析して投げ返す、ってだけなので本体価格が安価。
(スピーカー側で音声解析→テキスト変換→クラウドへ投げ、ってやってるけども)
収集してる会話パターンは絶対今後に生きるデータになってる。
完全に最初から「普及させられるか?」「将来進化させられるか?」が考慮されたデザインになってる。


でも、日本家電メーカーのAI搭載ロボットってめっちゃ高価で「普及」とか全然考えてない。
結果的に収集できてるデータも圧倒的に少ない。
最初は高価格でリリースして普及してきたら価格を下げる、みたいなテレビとかと同じような感覚で考えてる。
昔のやり方から全然離れられてない。もうそんな時代は終わったの!10年前に終わった!!


もうこんなの全然勝てない。
AIロボットなんて全く普及しないからサードパーティーの参加が薄くてアプリケーションも揃わない。
サードパーティーが少ないから使われるシチュエーションの開拓も進まない。
結果的にAIロボットを作ったメーカーが自分らで使えるシチュエーションの開拓までする羽目になってる。
企業体力が以前ほどないのに、そんなので勝てるわけがない。


この先に見えてる結果は、スマートスピーカーが普及してAIロボットが駆逐された後、スマートスピーカーにAIが搭載されるって流れしか見えない。
で、AIロボットを開発してきた日本家電メーカーの部署と研究チームは「不採算部門」として潰されて研究者はどっかのIT企業に持っていかれる。


というわけで、また日本家電メーカーは潰れると思いまーす。
AIBOもロボホンもきっと死ぬ。


先にAIBOやロボホンのお墓を提供するサービスを家電メーカーはやっておいたほうが儲かると思うよ。
家電メーカーは無くなると思うけど、お墓は残るかもしれないよ。