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Ossanの研究所です。

食品の廃棄に対して、二酸化炭素排出量と同じように罰則を設ける時代がもうきてると思うよ。ただし、罰則は立場が強い小売業側に課すべき。

まぁこれを見て思ったわけですが。
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二酸化炭素排出量と同じように食品廃棄も食品カロリー量とか廃棄する食品重量とかで算出して管理&罰則を設けたほうが良いと思う。
可能なら、重量ならトン(t)単位ではなく、キログラム(kg)単位で罰則を設けて欲しいところ。


あと、動物性のものもペナルティ多めで。
うなぎのような絶滅危惧がある生物の食品化→廃棄、は極めて強いペナルティが課せられるべきと思うわけです。
まぁ廃棄の前でペナルティを課すべきだとも思いますが。
ペナルティがないので最後の1匹まで捕まえて売ってしまおう、とするわけですし。


で、ペナルティを課すのは食品工場や農家などの生産側ではなく、小売業側に行われるべき。
スーパーマーケットとかコンビニとか外食チェーン、そっちのほうにペナルティを課す。


そうすれば末端の販売状況が生産側にも情報共有が強く進むだろうし、それが結果的に過剰生産、食物の過剰輸入を抑えるはず。
生産側にペナルティを課すような形の制度にしたら小売業側から生産者イジメが発生するのは目に見えてる。
加えて、小売業側はペナルティを見込んだ仕入れ価格にするように生産者側に圧力を加えることも違法にしておく必要がある。
小売業側はそういうずるい事ばかりするのが上手だからね。初めから小売業側を過剰なくらいに縛り付けておく必要がある。


AIを使った販売状況予測を使う動機付けにもなるだろう。
それが結果的に日本の小売業の戦力強化に繋がれば尚良いですが。


食品廃棄権利の売買市場など、新たなビジネスも生まれるようにすれば良い。
廃棄を大幅に減らした小売業者は廃棄権の売却で利益が生まれるなら努力するだろう。


販売機会損失の金額<過剰生産によるペナルティの金額
販売機会損失の金額<廃棄を減らして生まれる利益の金額
になるように制度設計が行われるべきで、このあたりは頭の良い人らに考えていただきたいところ。