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Ossanの研究所です。

岡崎体育さんが言う「ファンの待遇に差をつける」のはやって良いけど制度設計に「ファン同士を競争させない」も盛り込まないとファンが疲弊して続かないよ、という話。

どういう制度設計になってるのかは知らんけど。
taiiku-cawaii-japan.hatenablog.com


個人的には積極的に支出してくれる人は良い待遇にしたい、というのは良いと思う派。
そうじゃないと大して対価を払ってないのに利益だけを得ようとする人も紛れ込んでくるので。
サインだけもらいにイベント会場とか最寄駅の出待ちだけ来るサイン厨なんか最悪の事例だけど。


制度設計が上手ければ、ビジネスの拡大とか以前に「ファンじゃないのにファン面をしてるクソからのファンの保護」の役割も出て来ると私は思うのですよね。
良識のあるファンにちゃんと待遇を行なっておけば、サイン厨とか無視できるわけです。


ただ、アイドル現場のように「金を大量に入れると他ファンに勝てる!」みたいな制度設計だと不幸になると思うのですよ。
「ファン同士を競争させない」制度設計をちゃんと考えたほうが良いと思います。


SNSとかゲームとかもそうなんですけども、過剰にユーザをランク付けするシステムを入れたところって上位層が短期で疲弊するわ、下位層が参加の意義を見出せなくなって手を引くわ、まぁひどい事にしかならないんですよね。
ランキング制度があるSNSって一時期結構あったんですけど、今はランキング制度がないSNSしか生き残ってないんですよね。
ユーザ同士の競争って、想像以上に疲弊させて終了に近づけてしまう。


なので、せいぜい3段階程度の区分にして、長く会員をしてる人には上位層と同じサービスを1年に1回提供するとか、上位サービスへの移行を安くできるようにするとか。
スポーツのファンクラブ制度あたりが参考になるんじゃないでしょうか。
とりあえずのところは絶対にファン同士の競争に繋がらないような制度設計を入れたほうが良いと思いますね。