オーディションの時に「どこで落ちたか」が重要、という話。
ここに書く話は以前から思ってたことな上にプロの人も同じような事を言ってた話。
俳優さんもアーティストさんも共通してる話なので。
先に結論から簡単に言うと。
- 書類審査やデモ音源の段階で落ちる。
- 最終審査で落ちる。
この2つは「気にしなくて良い」という話。
だが、
- 書類審査やデモ音源は通過したが、最終審査の前で落ちる。
こっちは気にしないとダメ。
順に説明する。
書類審査やデモ音源の段階で落ちる。
これは2つが考えられる。
- 単純に実力も魅力もない→基礎からやり直し
- 事務所やレコード会社等の企画側が「今回」求めるモノと違う→むしろ落ちたほうが良い
面接にすら進まないなら気にする必要は全くない。
自分を磨けば良いだけの話。
仮に実力もあるはずなのに落ちた、ならば、ビジネスとして欲しいと思ってるイメージと違うから、というだけなので次を探せば良いだけ。
気にするだけ無駄。
最終審査で落ちる。
これ、すっごいショックを受ける人とかいるんだけど。
全く問題ない。
これはもう完全に「今回」求めるモノと違うなぁ、という単純に採用者側の都合なので。
実力がなければ最後まで残れないので、残ってればOKなのです。
気にする必要が全くない。手を抜かずに努力を続ければそのうち通過できるようになる。
書類審査やデモ音源は通過したが、最終審査の前で落ちる。
一番問題なのはこれ。
応募した書類やデモ音源から「こういう人が来るかも」と採用側がイメージして面接へ進めるわけです。
ところが、その次の段階とか最終前で落ちるって事は「イメージした人と違う!」って事になってるわけです。
このパターンの人、何度やってもダメなんです。
早く修正しないとまずいやつです。
まず、書類がまずいかもしれません。写真がまずいかもしれません。
デモ音源の歌と面接時の歌にかなりの剥離があるのかもしれません。
ベストなのは、書類やら写真やらデモ音源と比較して「あぁ実際に見てみると意外と良いね」と思わせられるか?
なのですよね。これが出来ないと絶対落ちるというか。
いわゆる「事前情報を盛りすぎて嘘つきな人が来たと思われてる」ってやつです。
あとまぁ、未成年で多いのは「親との関係が悪い」みたいな話をしちゃう人ですかね。
採る側の気持ちになってみてください。親御さんと揉めながら仕事するのなんて嫌でっせ誰でも。
ちゃんと説得して、円満に応援してもらえる状態で行きなされ。
他、タレントさんとか女優さんのオーディションでよくあるのが。
「何でもやります!」っていうやつ。
いや、違うんだ。
何をやりたいと思ってるか、そのやりたいと思ってる事と本人が向いてそうなジャンルと合ってるか、それも見てるので。
逆に「全く合ってないだろそれ!」っていうのがインパクトになるかもしれませんし。
「何でもやります!」だとアピールとしてはマイナスだと思うんだよなぁ。
そんなところですかね。
- 作者: 三谷一夫
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 冨樫森
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2017/12/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る