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Ossanの研究所です。

「テラスハウス」のような恋愛バラエティは亡くなった方が出ても「SNSのアンチが悪くて番組は悪くない」って支持者が芸能人にも多くいるから永遠に続くよどこまでも。

テラスハウスに限らず、恋愛バラエティは予算も安価で済むからかWeb動画系の番組でも拡大が続いてる。
どこの番組も出演者にバズる要素を付加したくて、アンチだろうが支持者だろうが、何かSNSで湧き上がるように編集も駆使して演出してる。
「台本が存在する」と告発した週刊誌の記事に「台本などない」と過去の出演者が抗議していたが「編集で意図的に色々と演出してるよね?それも台本の一種だよ」というところまで踏み込まれたら、出演者も反論はできないだろう。


過去にとある恋愛バラエティの出演者が、特定の出演者にアンチがつくような演出を番組が行なっている、とSNSで告発したことがあった。
「本来はそういう子ではないのに、悪い子であるかのような発言だけ切り取って、案の定、放送後に炎上している」というような内容だった。


視聴者の多く(とりわけ、若い人)は番組のそういう負の部分は理解できないし、理解していても他の人が自分と同じ感情を出演者に対して抱いている!と気づいたら、連帯と快感を感じてアンチコメントを書く。
それも「エンタメ」として機能している。番組側も分かっているし「これは面白い!」と宣伝してる芸能人たちも分かってやってる。
「アンチは悪い」とか言ってる人らも、バズればアンチが湧くのはしょうがないよね、と言わないだけで思ってるのが透けてる。

番組自体に問題があるのに、SNSとアンチが悪い、という主張を繰り返す人たち

出演者は芸能界でまだ売れてない新人が出演することが多い。
番組出演前から出演者のファンだった人たちは、番組出演後にアンチの発生の有無に関わらず番組内で展開された恋愛模様でダメージを長期間受けている事を見ている人が多い。
出演者のファンの人たちは、いち早くこの手の番組の危険性に気づいた人たちだ。


私もその「出演者になってしまった人のファン」の一人だ。
TwitterInstagramにアンチに来た人らをファンの人たちが迎え撃って守る、というのを何度見た事か。
「本来はあんな子じゃない、編集で悪い子にされてるのは見ていられない!」とアンチと戦ったファンの人たち、あんたらは偉い。


見てるだけの芸能人の人たちも危険性に気づいてるはずなのに「面白い!」「SNSとアンチが悪い!」と延々と繰り返してきた。
「面白い!」と宣伝してきた芸能人たち、出演者の使い捨てに加担してるようにしか私には見えませんでしたよ?いつになったら過ちに気づいて反省してくださるんですか?


元々、恋愛というのはデリケートなプライバシーにも関わる部分で、その感情を利用してエンタメにする、という事、それ自体がとても危険な事である事は何となく多くの人がわかるところだろう。                                                                             しかしながら出演者にはカウンセリングの紹介や出演後のフォローはなく、他にアンチコメントへの抑制を促す番組からの警告もない。
「うお!燃えてる!ラッキー!」ってのが番組制作側の本音なのだろう。


今回も同じ。
番組は悪くない、SNSを悪用する人たちが悪い。


いや、そういう嘘は止めましょうよ。番組自体に問題があるよね?
それを知ってて番組側をかばいますか?


また誰かが追い込まれて亡くなりますよ。
まぁ、それでも番組が続く事を選びたいのですね、あなたたちは。
問題の本質から目を背けているのだから、言わなくてもあなたたちの気持ちは手に取るようにわかりますよ。


誰かが感情まで追い込まれるのを見るのが面白い、と頭の片隅で思いながら番組を見ている人たちにつける薬などはない。
番組の危険性を認識しない、気づかないあなたたちは、同罪です。