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Ossanの研究所です。

「Jewel League 07」ライブの感想

CDでーた」が今日発売のはず。
会社帰りに書店に寄れれば購入してみるか。


雑誌のインタビューに目を通す前に、
「Jewel League 07」のライブで聴いた分のみ、
カバーアルバムの楽曲の感想をざっと書いておこう。


いつも通りの辛口感想を書こうかと思ったんだけど、
有名な方々の有名な楽曲の「カバーアルバム」であるがゆえ、
いつも以上に辛口評価、批判、ものによっては「非難」すら
浴びるのではないか、と思ったので、甘口批評にすることにしたw
(おまえ、何様だよ、って言われそうだな…)


今回のカバーアルバムはいろいろと
「初めてのチャレンジ」の塊になってるだろうし。





先に全体の印象を書くと。
常に愛さんの楽曲にある「音の軽さ」が全く抜けてない。
これはもう好みなのかな?と感じてるのだが…。


しかしながら、この音の
質感のなさというか軽さというか、致命傷のように思う…。





ライブで聴いたのは
1.楓
2.Oh My Little Girl
3.even if
4.さよなら
だった。


1.楓
以前に試聴段階での印象で書いたんだけど、
ライブで聴いても、これといってあまり不満は感じてない。
原曲にものすごく愛着のある人にとってはありえない形だろうけど、
それは今回のカバーアルバムに関して言うなら
全てにあてはまる事なので、今回は俺はあえて無視する。


少々苦言を書くなら、サビの「さよ〜〜な〜〜ら〜」が
歌えてないように思う。聴いてて、かなり苦しそうな印象が残る。


あとはライブでの印象は前回書いた内容と
同じ印象なので、前回の文章を貼り付けておこう。


〜〜以下、貼り付け〜〜〜〜〜〜
「楓」そのまんまだと、少々影のある楽曲なので
愛さんの声を生かすのは難しいんじゃないかと思ってたんよね。
なんだかんだ言って、声に明るさが常にあるので。


サビ以外だと若干「明るすぎるかも」と感じるけど、
サビに入れば「楓」という楽曲の世界観が壊されてないし、
愛さんの声が丁寧に生かせる内容になってるし、
尚且つ「聴かせる」曲にきれいに仕上がっててるし、
何度も聴けそうな、しつこさのない曲に仕上がってる。


期待以上の出来だと思います。
〜〜以上、貼り付け〜〜〜〜〜〜



2.Oh My Little Girl
個人的に、きれいな楽曲なのは非常によくわかっているのだが
尾崎氏が心の奥底から嫌いなアーティストだったりする。(苦笑)
尾崎氏のファンの方には先に謝っておく。
素晴らしいアーティストだったのはわかるのだが、
素晴らしいのだという事を分かってても
好きになれないことも、なぜかあるのだ。


原曲はきれいなバラードなわけだが、
その原曲のイメージを「ひとまず脇へ置いておいて」。


で。楽曲の歌詞だけを眺めてたら、
かわいい彼女を連れて、そのかわいい彼女の頭を
なでなでしながらショッピングに行ってる途中の
歩いてるカップルの風景が浮かんだ、
んで、曲のアレンジをそのイメージの方向へ
完全に振り切って作り上げた、という印象。


いや、俺がライブで聴いたらそういう曲になってたのよ。
実際どういうつもりでアレンジしたのか、よくわかんないけど。


でも「そういう楽曲」として聴かされれば、聴いてしまえば
そういう世界観の曲であるというのは新たな発見としては
「アリ」だと俺は思うんだよね。原曲と全然違うけども。


かわいい「Girl Pop」になってる。
比較的、俺の好みのようには感じる。



3.even if
さくらフェスタでも聴いていたんだけど、
原曲のイメージを最もいじらなかった仕上がりになってる。


良くも悪くも、音の仕上がりの「野崎さんの香り」がすごい。
いや、嫌いじゃないんだけども、なんというか、
「すっげぇ〜シンセサイザ〜〜〜ばりばり〜〜」だなぁって。


野崎さんが愛さんのイベントで弾いてくださってた頃、
「明日が来るまで」をこんな感じのアレンジで
弾いてらっしゃったよなぁ、って思ったんですよね。
なので、嫌いじゃないんですよ。


あぁ、野崎さんだ、これは、っていう。
あ、キーボードが野崎さんじゃなかったら、どうしよう。
それはやばいwwwwwww


愛さんに関しては、やっぱり平井堅さんほどに
感情を歌に乗せることがまだできてないので、
もっともっと精進しましょう、という感想。
悪くはないし、感情が乗ってないわけじゃないけど、
平井堅さんの曲なんだから、平井堅さんと比べられるよ、と。
それを考えたら、まだまだやることはあるよね、って。


感情豊かに歌い上げて欲しい、ってのは
将来的に、ぜひともクリアしてもらいたい課題の一つ。


感情の乗せ方が若干足りないように感じる以外は
丁寧に愛さんの声で出せるものを全て使って
歌い上げているので、かなり良い感じ。


この曲に関しては、特に悪い点はあまり感じない。
カバーアルバムの試聴でこの楽曲に違和感を感じないなら
この1曲だけのために購入しても間違った買い物だったと
感じることはあまりないだろう。



4.さよなら
この曲だけ、よくわかんない。
感想もあまりないので、スルー。ひどい話だがw


いや、この楽曲に愛さんの思い入れ、あるのかなぁとか。
あんまり伝わってくるものがなかったんよね。
CDを聴きこまないとわからないかもしれない。







いきなり、めちゃくちゃ話は変わるけど。


俺が行くのをすっぽかした、
横浜赤レンガ倉庫のイベントでは
1.楓
2.Oh My Little Girl
を歌って、even if を外したみたいだけど、
そんな感じで場所の雰囲気や季節柄に合わせて
歌うべき楽曲を選ぶってのも、今後は大切にしていって欲しい。


でも「スキマカゼ」歌ってるんだよなぁ…。
屋外で5月の上旬、最近ちょっと気温が高いかも、
それに、雨が降ってる状況ではおそらく歌わない、
という条件を考慮したら、
「スキマカゼ」を外して「Joyful,Joyful」を
入れたほうが良かったんじゃないかな?


セットリストの詳細を分かってないので
間違ってたら、ごめんなさい。


歌を聴く人に気持ちを届けるには、聴いてる人が
どんな場所にいて、どんな曲を歌えば心に届くのか?
ってところまで、考えられるようになってほしい。


「音楽はコミュニケーション」と言った、
愛さんを信じてますです。