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Ossanの研究所です。

匿名であることに変わりはないとは思うけど

池田信夫 blog gooブログの品質管理
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私は「批判するな」といっているのではない。
匿名の暗闇に隠れて他人に石をぶつけるのは卑怯者だといっているのだ。


批判というのは、反論を覚悟し、それに耐えるように注意深くするものだ。
そういう責任も負わない匿名のコメントは、言論の名に値しない。
念のためいっておくが、これは「表現の自由」とは何の関係もない。
有害情報を書きたい人は、はてななどの大衆紙に行けばいい。

個人的には、2chだけで名無しで叩きまくってるのに比べて、
はてブネットイナゴはWeb上での「個人の固定」がいくらか、
匿名→実名へ近づいてると言えば近づいてるかなと思ってたり。


実名からはほど遠い、と言えば遠いのですが。
アカウントを消して、また作れば匿名なわけですので。


結局のところ、私自身も含めて、実名で批判ができるほど、
自分自身の意見に確信や強い自負がある人は
この日本には(日本のWebには)あまりいないということであって、
それらの「確信や強い自負」の無い人らはそういうのを
どうやって確保していく(成長していく?)のか?
あたりも含めて考えないと

匿名の暗闇に隠れて他人に石をぶつける

の解決は、かなり遠いんじゃないかと。


そういう国民性、って言ってしまうのが簡単なもんで、
そこで思考停止になってる気がせんでもないし。


他、バカげた意見を言った途端に
叩かれまくる文化なWeb世間のままじゃあ、
「確信や強い自負」を獲得する成長を阻害するでしょうし、
そういう意味では失敗な発言を許容する文化も
徐々に平行して形成されていく必要性があるんじゃないかと思います。