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Ossanの研究所です。

各産業で必要な「IT知識がある一般人」の育成はやったほうが良いと思うよ。技術者は今までと同じ人数で足りるけど。

これ見て思ったんだけども。
www3.nhk.or.jp


ここで指してる「IT人材」の定義が分からんので何とも言えないけども、技術者は今のペースでも十分足りてると思う。
ただ、各産業、企業で必要なはずの「IT知識のある一般人」は確実に不足してる。


なぜなら、以前みたいに「SIerと各企業のシステム部門が企業内で使うITシステムを決定する」という形が死につつあるからだ。
例えば、経理部門でもっと効率の良いクラウドサービスを使いたい、とか、営業部門で最新のCRMを使いたい、となった時にシステム部門ではカバーできない上に、システム部門で一元管理するやり方だとスピードが出なくなってるからだ。


要するにSaaSと呼ばれるクラウドサービスを取捨選択して使いこなすには、各企業で「技術者ではないがIT知識がある」という人材が大量に必要だということ。


それら「IT知識のある一般人」の育成にお金は使っても良いんじゃないかな。
それが間接的にIT企業を育てていくだろう。