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マスコミはいじめを把握してたかどうかなんて、実はどうでもいい

ekken♂ : 最近の「いじめ問題」の報道についての雑記
http://ekken.blog1.fc2.com/blog-entry-394.html


学校での「いじめ」を苦にして生徒が自殺すると、その怒りの矛先が学校に向けられることが少なくない。

* どうして学校はいじめを把握できなかったのか?
* いじめがあった事実を認めないつもりか?

マスコミは学校を悪者に仕立て上げ、糾弾する。


ちょっと違う角度からの意見になるけど、
マスコミは教員がいじめの事実を把握してようがしてなかろうが、
実のところどうでもいいのではなかろうか?


把握してても叩けるし、把握してなくても叩けるのだから。


例1:
学校「いじめを把握してました」
マスコミ「把握していたのになぜ誠実な対応をしなかったのだ!!」
と、叩く。


例2:
学校「いじめを把握してませんでした」
マスコミ「なぜいじめを把握できなかったのだ!!」
と、叩く。






まぁ、こんな感じでどっちみち叩くよ。
何というか、簡単に表現するとこんな感じ。


学校の教員=うかつな事を書いたブロガー
マスコミ=ネットイナゴ


まぁ、ネットじゃないところで炎上してる、そんな感じ。



どっちみちマスコミに叩かれるのを見越して、
教員の方々が必死に対応策を考えて、苦しい対応をするとこうなる。

会見迷走、いじめの有無で二転三転…岐阜・中2自殺 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061030it13.htm


岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学校2年の女子生徒(14)が自殺した問題で、
学校側は30日、午前と午後の2回にわたって佐々木喜三夫校長(58)らが記者会見したが、
いじめがあったかどうかについての見解が、二転三転した。


佐々木校長は、午前の会見で、
「言葉によるいじめはあった」としたが、
午後には「自殺につながるようないじめはなかった」と話し、迷走を繰り返した。


学校側は女子生徒の自殺後、佐々木校長や学年主任らが再三、
女子生徒の自宅を訪問。27日夜に訪れた際には、
学年主任がいじめがあったことを認める発言をした。
ところが、29日午前の会見で佐々木校長は「いじめは確認できていない」とし、
30日午前には「(学年主任は)長時間にわたるやりとりで、
意識がもうろうとして事実を確認せずにいじめがあるように表現した」と述べた。


さらに30日午前の会見で佐々木校長は、
「『うざい』、『きもい』と、からかういじめはあった」と認める一方、
「それが自殺に結びついたかは確認できていない」とした。


午後の会見では一転して「自殺につながるようないじめはなかった。
(自殺につながらないいじめも)見当たらない」と話すなど混乱した。
同席した同市の尾石和正・教育長(64)は「情報が整理されていない。
もう少し時間をかけて、事実関係の把握に努める必要がある」と述べた。
(2006年10月30日21時19分 読売新聞)

上記の学校の対応が不誠実である、と断ずるならば、
その不誠実な対応の引き金を引いたのはマスコミかもしれない、
と、俺は思うし、まぁ、多分それが真実。