個人的にかなり興味深いので
ブクマだけじゃなくて、こっちにメモ書き引用しておく。
極東ブログ: [書評]ウェブは資本主義を超える(池田信夫)
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/07/post_202c.html
しかし、そうした細かい点を捨象し、
生産手段と資本家の関係で資本主義を捉えるとする割り切った視点に立ち、
情報社会にあって生産を情報の産出とするなら、
そのインフラ(池田はここではハードウェアのみを
便宜的に強調しているがソフトウェアや
基本的なデータベースも含める含意があるだろう)さえ整備されているなら、
生産手段としての情報機器・環境は労働者の側に戻される。
つまり、情報の生産者は生産手段を持ち合わせうるようになる。
であれば、その労働者のインセンティブとなるものが、
その自由の本質である時間だと考えることにそれほど無理はない。
池田のこの視点はかなりくっきりと、
現在進行中の世界変化の様相の一部をうまく表している。
俺の中の何かがひっくり返った感がある。