映画見てきた。「ぜんぶ、フィデルのせい」
まぁ、昨日の話なんだけど。
また幼女か!とか言われそうですが。
日経新聞につい先日映画の紹介が載ってたんだけど、
それを見た時になんとなく、おもしろそうだなぁと。
時代変化の中で一人の女の子の生活環境が徐々に変わっていくんだけど、
その時々に触れ合うたくさんの大人の意見に毎度毎度影響されながら、
彼女自身の「世の中への視線」が出来上がっていく過程が良い。
政治的な話がストーリーの軸を支えてはいるんだけど、
(彼女がいる時代の変化が政治変化と密接に関わっているからなのだが)
軸はあくまで「軸」であって、メインとはなっていない。
主に語られているのは彼女自身の「日常」で、
彼女のまわりの大人が自らの思想に「譲れない一線」を持ちながらも
彼女への「子供への愛情」を失うことが全くない「日常」は
極めて平和な「日常」として描かれてる。
なかなか良い映画だった。