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Ossanの研究所です。

東芝、HDDVD撤退。

つか、決断が早いな。
最近の東芝ってやたら事業に強いイメージがあるんだが、
その強さを支えてるのはこの圧倒的な決断スピードが全てのような気がする。


普通の大企業はこんなスピード感のある決断は出来ないだろう。


全然関係ない引用だけど。

近藤の帰国、そして、はてな本社の京都移転 - My Life Between Silicon Valley and Japan
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080215/p1


「格好悪いけど正しい判断ができるのは、えらいことだよ」

今回の東芝はまさしく、
「格好悪いけど正しい判断ができるのは、えらいことだよ」
ってやつだ。


恐らく東芝は今後、ネットワークデバイス、
ようするにAppleTVに代表されるようなああいうイメージ、
役割を持つ家電の開発へ全力で進んでいくものと思われるが、
gigabeatに代表されるようにwindows系のOSを家電上で
扱うノウハウは十分溜め込んであるだろうから、
今後のネットワーク家電の展開も強烈なスピードで行うつもりなんだろう。


ディスク?そんなものはいらないですよ、今の時代、プwww
とか、数年後の東芝が言ってることを願う。


それにしても、

東芝のチャンス - 池田信夫 blog
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/15bc8f4cd446cecbc9623a16f8e33901


それでも、ソニーはブルーレイを出し続けるだろう。かつてベータマックスのテープが世の中から消えても、再生機を製造し続けたように。不幸なことに、彼らは映画部門をもっているので、ディスクからも撤退できない。他方、松下はグーグルと組んでネットTVを開発する。戦いは、もう「次世代の次」に移っているのだ。

東芝は、今回の「敗北」を機に次世代DVDから撤退し、IPTVに経営資源を集中したほうがいい。

これを読んだ時に「うむ、全くそのとおり。」とは思ったが、
東芝がそんな早い決断が出来るわけなかろう」とも思ってたので、
この決断のスピードには本当に驚いた。


かっけーよ、東芝


東芝の技術者の方々でHDDVDに賭けてきた方々もいらっしゃるだろう、
だが、次のチャンスへ全力で走っていただきたいところ。