JRの社長が起訴された理由がよく解らない。
個人的な印象なんだけども。
遺族感情を考えれば、誰か犯人にせざるを得ないのかも知れないが、
ブレーキをかけるべき立場にあった人間と別の人間が
罪に問われるってのは、俺にはよく解らないな〜。
この基準で言うと、トヨタの車で誰かが事故を起こしたら、
トヨタの社長が罪に問われる、という事になると思うんだけども、
そういう方向性でOKということなんだろうか。
解らないなりに考えてみると。
例えば、トヨタの車で誰かが事故った原因が、
トヨタの車に欠陥があって、それを放置していたからだ、
という話になった場合は企業の罪とその企業の社長の罪を問える、
みたいな位置づけで今回、JR社長が起訴されたという理解で良いのかな?
となると、福知山線で起きた事故が「欠陥」によるものだ、
もしくは「欠陥が存在する」事を認識してないと罪に問えないというところか。
列車にブレーキは付いていた、運転手には制限速度指示を行っていた、
事故を起こした運転手以外の運転手は事故を起こしていなかった、
という事実を考えると、組織側が事故現場を
「欠陥」として認識していたとするのは無理があるような気が。。。
例えば、過去に事故が起きていたにも関わらず、
安全装置を付けなかった、ならば確実に罪になるだろうけども。
「疑わしきは罰せず」原則を採用した場合、
JRの社長は罪に問えないと結論付けるのが妥当ちゃうんかなぁ。。。
JRの社長を有罪にした場合、下手すりゃ冤罪に近い判決を下す事になるんじゃ。
誰も事故を起こしたいと思って動かしてないことを考えると、なのだけども。
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追記:twitterでご意見いただいたんで、一応めもめも。
http://twitter.com/GansekiIwao/status/2530210984
@Ossan トヨタの車を運転しているのはユーザだから違うんじゃないですかねえ。JR は電車も社員が運転してますから社長が責任追求されるのもやむなしかなと。
あー、なるほど、そういう位置付けなわけですね。
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