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「もっさい商品」は良い社風の証拠。

日本の家電メーカーが出す商品はなぜ”もっさい”のか - キャズムを超えろ!
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20090911/p1


「デザイン重視」ってのは、バクチを打つようなもんですよ。
とりわけ「デザインが良いメーカー」って地位を持ってないと余計にバクチ。


ソフトウェア開発でもそうなんですけど、
「この機能があれば、こういう層にウケるはず。」って提案があったら、
盛り込まなきゃダメな状況になるわけですよ。
売れなかったら「あの機能を入れてくれなかったからだ!」って話になるわけで。


そういう意味では、ゴテゴテした、もっさいデザインに最終的になるのは、
そのメーカーが社員の意見を幅広く吸い上げている証拠でもあるわけです。
「社員の意見を幅広く吸い上げる」=「良い社風」なんでしょ?
「良い社風」を維持するには、もっさい商品を許容しないといけないんですよ!!


逆に、シンプルなデザインの製品をリリースする企業は、
「社員の話に耳を傾けてくれない。」とか社員の不満がくすぶって、
社員からブラック企業扱いされてるんじゃね?とかも思いますよ。


たまにスマッシュヒットが出るかもよ、程度の
2位、3位狙いの「手堅い企業」を運営していくなら、
「もっさい商品」で良いと思いますよ、俺は。