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Ossanの研究所です。

ワタミで行われている教育、研修の手法が、マインドコントロールを行う際と近い手法であり、危険なのではないか?という疑問。

単純に、研修手法として疑問があるよ、と。

15時間労働で休憩わずか30分! 入社2カ月で過労自殺するワタミ社員のスタンダードな働き方:MyNewsJapan
http://www.mynewsjapan.com/reports/1585


美菜さんの両親が会社に提出させた資料などによると、
15時間勤務でも休憩は30分しか予定されておらず、
また、休日と睡眠時間を削らせるように組まれた研修


この記事に書かれた内容が事実だとすると、
ワタミは非常に危険な手法を使ったのではないか?
という気がする。

マインド・コントロール達成の三段階
http://www.glo.gr.jp/3step.htm


・「解凍」とは人格を崩壊させる
「解凍」はさまざまな手法を使って達成できる。
生理的に混乱させることはきわめて効果的である。


睡眠を奪うのは、人格を崩壊させるいちばんふつうで強力な技術のひとつである。
食事の内容や時間に新しい制限を加えるのも、混乱を起こさせるのに効果がある。



・「変革」とは教え込みの過程
変革とは、ある人の古い人格が崩壊したために生じた空白に新しい人格を 
-新しい行動と思考と感情のセットを- 押しつけて、その空白を埋めることである。


解凍の段階で用いられたのと同じテクニックの多くが、この段階にも持ちこまれる。
反復、単調、リズム -これらは人をあやす効果のある催眠の律動であり、
形式ばった教え込みは、おもにこの律動の中で行なわれる。


「マインドコントロールを行っていた」とはもちろん思わない。
とりあえず、言いたいのは、研修の手法が危険なような気がする。
という事だろうか。


マインドコントロールを行うつもりはもちろんワタミ側にはないだろうし、
「厳しい職場環境でもタフに頑張れる社員を育成したい。」
という事なんだろうけども(社風がそんな感じだと受け止めてる)
しかしながら、急激な状態変化を強制的に与えると、
人体には極めて危険であるという認識は「企業」であるならば持つべきかなと。


私は別に精神分野の専門家でもなんでもないので、
ワタミに対して警告とかするつもりも、チャンチャラないんだけども、
「睡眠時間を劇的に減らす」というのは、
一般常識として、危険な手法であって、
それは社会的に認められない手法ですよね?というのは感じます。