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Ossanの研究所です。

「刈谷友衣子さんオレオレ上映会」を2017/01/07(土)にやりましたよ。って事で報告とか今後の事とか色々。

刈谷友衣子さんが20歳になった記念で「刈谷友衣子さんのオレオレ上映会やりたいなぁ」とかTwitterで書いたのがきっかけで昨年末から動いておりました。
昨日の2017/01/07(土)に上映会をやったので、ご報告とか上映会のやり方とか、今後の事とか書いてみようと思います。


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上映会会場選び

首都圏って、小さいシアターって借りれるところは探せばいくつかあるんですよ。
検索して探せばあります。条件があるところもありますけどね、平日しかダメ、とか、クリエイター本人にしか開放しない、とか。


それで、いくつか調べたりお問い合わせしたり、直接場所を見に行ったりして検討しました。
その中で今回は「TCC試写室」を選びました。
www.kokuei-tcc.co.jp


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「試写室」って何かわからない方もいらっしゃると思うんですが、主に公開前の作品確認とか公開前にメディア向けの先行上映とかに使われる施設です。
なので、設備が基本的にはプロ仕様に耐えるようになっていて、私がいくつか見た会場候補の中では飛び抜けて良い場所でした。
席も長時間の視聴に耐えれるちゃんとしたものになってますし(最新シネコンの椅子と質的には大差ないです)寒くないか、暑すぎないか?ってエアコンの調整もわざわざ確認にスタッフさんが来てくださって良い環境です。


スクリーンもとっても綺麗!おおおおお!スクリーンだ!って感じ。
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なんつーか、こう「今日はこれが俺のスクリーン!」とか思いましたw


何より、長く営業されてる試写室であるという点が映画が好きというか、映画に素敵な思い出がたくさんある俺のような人間にはたまらなく良くて素敵な場所にしか思えなくて、それだけでとっても嬉しいというか。
伝わるんだろうか、この俺の気持ちが高鳴る感じw

予算

今回はTCC試写室の「グループプラン」で4時間借りました。
なので、利用料金は、5万円(税込)です。
俺が全負担したので「オレオレ上映会」です。

権利関係の問題

権利関係の問題が発生するので、他の参加者の方々からはお金は徴収してません。
他の参加者の方々から参加費を徴収すると「営利目的である」と判定される危険性があるので、それを回避するためです。


もし、他の方々も似た様な感じで上映会を検討しているならば、事前に有志で費用を出し合って負担者を明確にするか主催者個人が全ての費用負担をするか、のほうが権利関係上は安全です。
もっとも安全なのは「主催者個人が全負担する」という形になるでしょう。
「個人」というのが重要です。団体や法人が行うと「営利目的」判定のリスクが出るからです。


他、上映会が主催者の営利上の利益にならない事、ってあたりもちゃんとチェックする必要があります。
上映会で人を集めて、何かを参加者に売る、とか、ビジネスの人脈作りに利用する、とかもアウト判定になります。
なのでまぁ、あんまり大人数にならないように配慮する必要もありますね。

上映した作品

刈谷友衣子さんオレオレ上映会」という事で、刈谷友衣子さん主演作品にしました。


・バルーンリレー
・ラジオ
の2作品です。


「バルーンリレー」は映画館で上映されてた頃に見てない方が多いだろう、という事と刈谷友衣子さん初主演作品である、という事があるので今回は絶対にハズせない作品!という感じです。
「ラジオ」はテレビとかDVD、Bly-rayで見た事はあってもスクリーンで見る機会はないだろう、という事と名作であるという事、で選びました。


「バルーンリレー」は私は良作だと思っているのですが、他の参加者の方々がどう感じるだろうってちょっと不安はありました。
でも、上映終わった後に皆さん気に入ってくださってて、とっても嬉しかったです。初めて見たって方も良かったって言ってくださって嬉しかった。
私が初めて、刈谷友衣子さんと直接お会いしたのが「バルーンリレー」で、個人的には記念碑的な作品なので思い入れもあるんですよね。。。


偶然なのですが、TCC試写室で「バルーンリレー」の公開前試写が行われてたと、スタッフさんに教えていただきました。
「バルーンリレー」がスタッフさんのご記憶に残ってたそうで「確かそうだったような。。。」って思って、上映中にちょっと過去の記録を調べてくださったそうです。
全然そんな事とは知らなかったので、運命的なものを感じてとっても嬉しかった!!


そして2本目「ラジオ」は名作中の名作。
刈谷友衣子さんを語る上で無視できない作品です。
スクリーンで見る事はないから、という事で選んだのですが、今回上映してみて思ったのは「テレビの小さい画面だと見えない事がたくさんある」という事でしょうか。


瓦礫の中を車が走る、自転車で走る、人が歩く、という風景で、テレビだと「黒い山」にしか見えてなかった瓦礫が、某ちゃんが語る「瓦礫は家で、家具で、宝物だった」事が初めてスクリーンの大きな画面に映ったと感じました。
1つ1つがはっきりと見えたのですよね。なので、見ていて胸に迫るものがテレビとは全く違いました。


「ラジオ」を見れば、刈谷友衣子さんがどういう才能を女優として発揮して、作品を作り上げたのかも強く理解できます。
刈谷友衣子さんのファンなら、スクリーンでこの作品を見る事の意味をきっと理解してくれるだろう。
そう思って、今回の上映作品に選びました。


結果的には、全参加者の皆さん(俺も含む)がスクリーンで上映して大正解だった!って感じの感想を頂いて、本当に嬉しかったです。

今後について。

今回は私の趣味でやる企画だし、初回だし、って事で会場の場所を非公開にさせて頂きました。
今後にまたやる場合は会場は公開する予定です。


ただ「私の趣味」として上映会を行う、というスタンスは変わらないつもりですし、そのあたりは「趣味につきあって席を埋めにきた」みたいなスタンスで来ていただければ嬉しいなぁと思ってます。


あとまぁ、作品のチョイスが重要ですね。
「これが俺が好きな作品です!」っていうのがないと、こんな勢いだけの「オレオレ上映会」は、どーにもならんです。
他の人の事を気にしてたら楽しくなくなるだろうなぁ、って思うのですよね。


なので、おつきあい頂ける方は、またよろしくお願いします〜〜。