おいらがファンをさせて頂いている方のフォローリスト2019。
年始恒例だったけども、2019年はうっかり忘れてたので令和に変わった今のタイミングwで書いておきます。
以下は昨年のリスト。
ossan.hatenablog.com
敬称略。
ホリプロの女優さん。
他、女優さん。
モデルさん
- 由布菜月
音楽関連
- 北原ゆか
Youtuber
- はるあん
保留
- 真山朔
- 関水渚
- 縄田空
リストが増えとるやないか!!
小西桜子さんは「女優」ってことのようなので、しばらく状況を見ていこうかなと思ってます。
大関れいかさんは、ちょっとどういう状況か分からないので、またお会いできる機会があれば。
突然登場した「Youtuber」枠の、はるあんさん。とっても可愛いお料理動画の方です。
www.youtube.com
まぁアレですね、幅をまた広げたのか。。。と各方面から呆れられるのでしょうw
20歳になった優希美青さんを一言でいうなら「不屈の人」だと思う。
一昨日、2019/04/05に優希美青さんが20歳になった。
初めてお会いした時はまだ彼女は中学生だった事を考えると、なんとまぁ、時が経った事だろうと思った。
彼女がホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリになったのは、2012年。
私が東京に引っ越してから1年ほど経った頃で、グランプリになった彼女のあまりの可愛さと美しさにどうしても会いたくて、まぁほんとあちこちに会いに行ったのだった。
あの頃から彼女はとても大人っぽくて、でも話してみるとまだまだ中学生で一生懸命で。
そう、あの頃の彼女は「一生懸命」という言葉が似合う人だった。
そして、誠実で、正義を愛する人であった。
それに、あまりにも眩しく、可愛い人であった。
私がNHK朝ドラの「あまちゃん」にエキストラで行った時、彼女の仕事への取り組み方を遠くから見ていたのだけど、ロケ地の学校のあちこちをトコトコと見に行っては、小道具さんやメイクさんに興味を持って話しかけて「これはこーだよ」「こういうのに使うんだよ」と大人の皆さんに可愛がってもらって教えてもらっては嬉しそうにしていたのでした。
俳優の先輩方にも可愛がってもらって、先輩方の後ろをついて行ったり手を引いてもらってたり。
でも緊張してるような事は見たことがなかったかな(笑
彼女は純粋さを持ちながら、いつも溢れ出る情熱を周りの大人や先輩方にちゃんと受け止めてもらいながらここまで来れたのだろうなと、今になって思う。
彼女がデビューした頃に同じような年齢でデビューした人の中にはすでに芸能界を去っている人もたくさんいる。やはり必ずしも結果がついてくるわけでもなく、何かが必ず残るわけでもなく、そういう厳しい産業だなとファンの立場から見た範囲でしか言えないが、そう改めて思う。
彼女はそんな芸能界の中で、体調を崩して仕事から離れていた時期がある。
重要な仕事と高校受験が重なって、どちらも手を抜かない彼女は自身で気づかないうちに限界を簡単に超えてしまったのだった。
人間、誰しもが「限界を超える」事が出来るわけではない。
でも彼女は中学生の時に自身が気づかずに「限界を超えたところ」でしばらく過ごしてしまったのだった。
私は正直、彼女はもう戻ってこないかもしれないと思っていた。
彼女のように「限界を超えたところ」でしばらく過ごしてしまって、芸能のお仕事を断念した方を見たことがあったからで。
でも、彼女は戻ってきた。
不屈の人
彼女が20歳の誕生日を迎えた日、彼女はどんな人なのだろう、と何となく考えていた。
優希美青さんは、折れない人だった。
そして、置いていかれても、追いついて追い抜く事を考える人だった。
いや、きっと、私の知らないところで出来なかった事も、負けた事も、あっただろうけど。
思えば、彼女がホリプロタレントスカウトキャラバンのオーディションを受けた時も、オーディションの合宿中に怪我をして他のオーディション最終候補者よりも準備が出遅れてしまった時も、根底には同じものがあったのかもしれないと思う。
オーディション合宿中の映像に、彼女が怪我の治療から戻ってきた後にカメラの前に立った時のものがある。
その映像の中で彼女はカメラの前で病院から戻ってきたことを話した後、カメラの前から去りながら、
「やらなきゃ」
と言うのだ。
私はあのシーンが今でも忘れられないのだ。
いつだったか、彼女にファンレターでその事を書いた。
でも彼女は「やらなきゃ」って言った事は覚えてないんです、と返事をくれた。
返事をくれた時から思うのだ。
彼女はきっといつも「やらなきゃ」なのだ。
いつも「やらなきゃ」って。簡単じゃないよ、それ。
って俺は思う。なんて強くて美しい人なのだろうと思う。
でも、とっても優しくて暖かくて、他人のためにピーピー泣く人だ。
そうだ。彼女は「不屈の人」である。
これまでも、そして、きっと、これからも。
「こうするとメンタルがやられない!」みたいなの、なんだかなぁ。
これ見たけど。
togetter.com
なんだかなぁ。引用しますけども。
過酷な労働環境下でもメンタルやっちゃわない人の共通点があると思ってて
・一生懸命に趣味に打ち込んでる
・家族or友達or恋人との仲が良い
・お酒の暴飲、暴食、絶食しない
例えば上記を満たしていても、ある日突然、経済的な困難に襲われれば自殺に一直線に繋がるケースは考えられるのですね。
メンタルをやられる原因とか、自殺の要因とかはすでに専門家が懸命に分析しようと試みて、現時点での結論は概ね以下のような感じのようです。
なぜ人々が自殺するのかを説明するに足る単一の因子はない。自殺関連行動は、個人的、社会的、心理的、文化的、生物学的そして環境的因子が互いに絡み合って影響する複雑な現象である。
専門家が「説明するに足る単一の因子はない」と仰ってますよ。
他に
https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/forpublic/107-03.pdf
経済的苦境,失業,離死別,単身者,疼痛性疾患,慢性疾患,自殺未遂歴,幼少時期の被虐待体験など,様々な自殺危険因子が知られており
趣味の有無なんてどこに書いてあるの?っていう。
危険因子に記載されている「離死別」なんて
家族or友達or恋人との仲が良い
ほうがリスクになるみたいでして。
家族と仲が悪いほうがメンタルやられないケースがあるわけですね。
なので素人が「原因はこれだ!」とか、迂闊には書かないほうが良いんですよね、ほんと。
メンタルをやれた方に対して「あー、あんたんとこの家族、仲悪かったんすね!ははは!!」とか言うつもりなら別ですけどもね。
とはいえ、自殺を選んだ方のご遺族、大変苦しんでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃるわけで。
www.izoku-center.or.jp
というわけで「同意!」とかTwitterで書いちゃってる方々ももうちょっと考えたほうが良いのではないでしょうか?
昨年、女性モデルの方(KaoRi.氏)が虐待を訴えたアラーキー(荒木経惟)氏をPradaが起用してる事にモヤる。
Pradaってのは、あのPradaだ。
Pradaがアラーキー(荒木経惟)氏を起用してて、なんだこれ、、、と思いまして。
モデルの新井貴子さんのInstagramで知ったんだけども。
www.instagram.com
www.instagram.com
新井貴子さんのInstagramコメント欄にも他国の方から、
「彼が嫌いだ。どういう事をした人なのか知ってほしい。いや、あなた(新井貴子さん)の事が嫌いなのではないし、ヘイトコメントではないよ。」
みたいな感じで、新井貴子さんが炎上する事は望んでないので、炎上前に気づいて対応して欲しい、といった感じのコメントが少しだけ来ている。
直接的に
「この男がまだ何も起こらなかったかのように業界で働くことをまだ許可されているとは信じられない。害はありませんが、本当に嫌です。」
ってのもあるけど。
ちなみに日本語でその手の指摘をするコメントは皆無だ。
俺もコメントに何かを書こうかと思ったが、そもそもPrada主導でやってる仕事のようなので新井貴子さんのコメント欄に書くのがフェアじゃないし、新井貴子さんが炎上する事は俺も望まないし、っていう。
他の日本人も俺と同じような気持ちで書くか書かないか迷ってる人も多いかもしれない。
そもそもPradaがどういう意図で荒木氏を起用したのかも良く分からないので。
荒木氏に関して昨年何があったか、は以下のブログをご覧いただければ良いかなと。
note.mu
何度も拒否しましたが「俺は体調が悪いんだから気を遣え」「サインしないと俺がやっていけなくなる」「でしゃばるな」などと強迫された
荒木氏からKaoRi氏には、上記以後、今も特に何もないようにWeb上の情報を見て感じてるのだけど、どうなのだろう。
Pradaは、新井貴子さんは、上記の内容を読んでどう感じ、荒木氏と仕事をしたのだろう。
PradaがKaoRi氏の訴えを知らないわけがないので、荒木氏を意図して起用したわけだろうけども、それはどういうメッセージなのか?とか気になるわけで。
海外で活躍している新井貴子さんと荒木氏をコラボレーションさせているのも「新旧の時代のコラボレーション」とか、ありきたりなダサい企画の流れなのかもしれないが、まぁ、曲がったセンスにより意図しないメッセージが大衆に生成されてしまうだろうな、としか思わないし。
仕事が激減した荒木氏の社会復帰のお手伝いをしたかった、とかの理由かもしれんし。
まぁ、どちらにしろPradaがメッセージ出して欲しいけど、、、
「宅ファイル便」って凄く画期的なサービスだったんだよ、という昔話。
コメントとか見てると「何でこんなサービス使ってんの?」みたいなのもあるけど。
https://togetter.com/li/1313652
Googleドライブの登場が2012年、Dropbox日本語版登場が2011年。それを考えるとやっぱり2005年にはすでに稼働してたらしい(漏洩したデータが2005年分あたりからあるって話なので)宅ファイル便は大きいサイズのファイルをやりとりする手段があまりなかった時代には重要なサービスだったんよね。
ファイルアップローダーって、怪しい運営がやってるモノしかなかった時代にSI企業が提供してるっていう安心感は大きかったわけですよ。
今でも「クラウドサービス使用禁止!」とおっしゃる組織との大きなファイルのやりとりでは老舗の安心感もあって使われてたと思うんですよ。ITリテラシーがあまりなさそうな方々でも「宅ファイル便」なら使った事がある方って多かったりするわけで。
ファイアストレージとか使ってる組織もあるでしょうけど。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20140512-00035250/
まー、なんというか、俺もめちゃくちゃ使ってた時代があっただけに残念だなぁと。
韓国レーダー照射問題で韓国側のディベート能力の強さに関心してる。
いやぁ強すぎる。韓国側が。
www3.nhk.or.jp
外務省が担当窓口だったらここまでやり込められないと思うが、防衛省が窓口をやってるからか韓国側に押されている。
上記記事内の
防衛省が新たな証拠を示してこれ以上の協議を打ち切る方針
↓からの
日本側に説明を求めていく姿勢を示しました。
という韓国側の返しはとても上手い。これで主導権が韓国側に移ったと見て良い。
これで韓国側は客観的に見て、少なくとも以下3つのカードを手にしてしまった。
- 議論の継続を呼びかけたのに日本側は放棄してしまった(議論を放棄するような国は大人の国ではない、という展開が可能)
- 新たな証拠を日本側は示せないのだ。だから日本側は議論の継続に応じない。なので韓国側は無罪でござる。
- 仮に日本が議論の場に戻った場合には「打ち切ると言ったのに戻ってきた。国際的に嘘を平気で言う国だ」と主張できる。
もうね、これ議論上では日本側の負けが見えてるのよ。
やっちゃダメなやつをやっちゃった感じ。
めちゃくちゃ粘り強いんだよ、韓国って。ぶっちゃけ中国よりも強いかもしれんレベル。
仮に議論の席に戻るにしても「韓国側が次の条件を守れるなら戻るが、守れないなら戻らない」と日本側に主導権を持ってこないとダメだ。
例えば、だけど以下のような感じ。
- 議論の発散を招く関係ない主張と議論は受け入れない。
- 日本側の疑問点を文書で示すので、それに回答してもらえれば良い。回答できないなら韓国側が嘘をついてると日本は主張する。
という展開にするしかないんだよねぇ。
まぁ、はっきり言って防衛省の交渉能力はめちゃくちゃ下手くそだ。
完全に韓国側のペースにはめられたし、韓国側も最終的に勝てると判断して応戦してたように感じるし。
そもそも韓国側が
「客観的な最終証拠はこっちが持ってるから、こっちが折れない限り日本が勝つことはないでござる」と初期に判断してたのも議論の進行を見てると感じる。
2019/01/22(火)早稲田大学「映画映像」映像制作実習作品上映会「ふたたま」「もぐら」「湛えて」「めぐみ」感想。
今年も行ってきました。
https://wasedamovie2017.wixsite.com/wasedamovie2018
昨年たまたま行ったら、思いのほか楽しかったし、その後に繋がる「出会い」があったのもあって今年も行ってみたのでした。
今年も楽しかったなぁ。各作品はできてない事はたくさんあるのかもしれないけども、俺は楽しかったです。
「ふたたま」
うお、これは理解不能な作品なのでは。。。。
と思ったのが最初の印象。どちらかというとコントに近いかなぁ。
「LIFE」っていうNHKのコント番組の「宇宙人総理」を思い出す感じ。
ギリギリなんとかなってるけども、滑ったコントになっちゃう寸前という危ない橋を観る側も一緒に渡る作品、かな。
前半のほうは役者さんがモゴモゴ喋ってる感じでセリフがほとんど分からなくて残念。
役者さんが悪いのか編集上のトラブルなのかはちょっと分からないけども。
ニラとタピオカはもっと生き物っぽい感じになってたほうが「宇宙人が違和感のある生活を地球上でおくってる」感が出たような気がするけども、それだと他の食材も動いてもらわないとバランス取れないかなぁとかも思いつつ。
あと、雨の中来たっていう感じに見えない男性が気になったかな。びしょ濡れで水をポタポタさせながらも気にせずに部屋の中をウロウロ、とかのほうが良いかも?とか思ったり。
若干、突き抜け切れない、作った側の常識人な感じがそんな感じで色んなシーンで出てて、うーむ、となったのでした。
やるならもっと突き抜けてよ!って思っちゃうような、物足りなさとかを観る側が抱える感じはあったかな。
「もぐら」
今回の4作品の中では俺が1番好きな作品。
作品の中に吸い込まれるように惹かれて、スクリーンを愛おしく思うくらいに見つめた作品。
車の窓の外の街。それが全て美しく見えるのは、なぜだろう、普通の街なのに、何であんなに美しいのだろう、と思う。
主人公が「なんで外はキラキラしてるのだろ」と、きっと思いながら街を見てるのだろうけど、それが色濃く映し出されていて、切ないのでした。
車の窓に寄り添いながら街をぼーっと眺めるのとか、好き。
加藤才紀子さんが良い役者だなぁと。彼女が窓の外を見つめてるだけで、心がギューってなる。
観てる私が「ハル」にどんどん愛おしくなって、彼女が可愛くて、恋をしていってしまう。それくらい良い。
ギリギリな時期に撮影を繰り返したそうだけども、本格的に冬になり始めた時期に撮ったのが映像としてとてもプラスになったのではないかなと感じるシーンがたくさんあって、結果オーライってやつなのかもしれん。
空気が冬の香りがしてくる、あの雰囲気。
客といる部屋は暖かいけど、外は寒い。
車の中は暖かいけど、外は寒い。
デリヘルの仕事が来るのを待つ場所は、暖かくも寒くもない。
店にいる人たちは、暖かくも寒くもない。
もう1人のデリヘル嬢と一緒に帰る車の中、寒くなってしまいそうだったけど、赤信号で止まって、走り出したらやっぱり暖かくなった。
湖は遠くて釣り堀に来た、外は寒い。
でも夜明けの工場の近くは、寒かったけど夜明けの空が暖かくなった。
上手いなぁ、ほんと。
2人のデリヘル嬢が笑顔になると、赤信号で止まってた車がジワリと走りだす、とか好き。
主人公の「ハル」ほど、私は世間を冷たく感じてはいないけども、街をあんな風に見た事が、作品を観た私の側にもいつかあったように感じるというか思い起こさせるというか、そのあたりが涙が出そうになるほど好きなのでした。
上映後の作品評価トークで「お母さんを見つけた後に車を飛び出す必要はあったか?」という話があったけども、母を探しに車を飛び出して、見つけられずに街の中で1人立ち尽くす後ろ姿のシーンが良かったので、あれを使うには「車を飛び出す」で正解だったと私は思うんですよ。
ただ、車を止めるのが遅い!っていう(笑)
「おかぁさん。。。?」のセリフの後、すぐに車が止まらないとさぁ、って思いました。勢いで飛び出して行った感が皆無になっちゃって。
街中で急ブレーキできない、とかだったんだろうけど、そこは演出でどうにかしてよおおおおおおおおおおお!!!!
と思った。
あと、飛び出して戻ってきた後「ごめん」なのかな。。。
いや「ごめん」だよなぁ。。。
いや、なんか違うな。。。とか、いろいろ思うシーンでした。
悪いシーンって意味じゃなくて、ちゃんと「必要に消化不良」になるシーンで好き。
「ハル」と「けいた」が実は兄弟、っていう設定なのだそうだけども、作品ではそれは分からなかったかなぁ。
その裏設定なしで、たまたま出会った男女の2人ってだけの話でも十分良い作品。
あ、エンディングロールはもっとシンプルに三分の一の長さでも長いと思います。
観客側の気持ちが冷めちゃうんで、もったいないと思うなぁ。
「湛えて」
女性の幽霊が不動産屋に気に入られてストーキング、最終的に幽霊とストーカーが心を通わせてエンディング、っていうホラー作品だと思ってたんだけど、トーク後の総評で全然違う作品だった。
なので、全然感想が書けないんですよ、、、これ。。。
どうしてこうなった。。。
主役の兎丸愛美さんは美しかったです。
すみません。
作品が悪かったとかではなく、勘違いして観てたので正常な感想が書けないのです。って感じです。
すみません。
「めぐみ」
素晴らしい作品。
あぁ、人をとことん見てる作品だなぁ、と同時に、優しいなぁって。
そして、主人公を演じた村田奈津樹さんもそうだけども、役者さん全員が完璧。
かぁさんが過去を茶化さないといられない、のもわかるけど、一線を超えてんじゃね?
とぉさんが私に会いたいのはわかるけど、この会ってる時間は意味なくね?
みたいな、セリフになってない気持ちが村田奈津樹さんの演技で全部態度に出てきてて、あぁ、良い。
ますいたかみちさんが演じる父。
娘と話をしたいけど、上手く会話が続かないし、でも一緒にいたいし。
なんか娘、俺と一緒にいると機嫌悪いし、でも一緒にいたいし。
どうしよう。で、美術館。
あぁなんて不器用な父なのでしょう。愛おしいよ父ちゃんwwwwww
凄い!不器用が突き抜けてるよ父ちゃん!!って思っちゃった。良いシーンだと思う。
笑っちゃったもん、美術館のシーンw
突然「うわあああああああ!おっしゃる通りですうううううううう!!」って感じのことを主人公が母に怒鳴るわけですが、それも含めて全部良い。あぁもう、それね、そうよ、そこで言って良いよ。っていう。
あの怒鳴るシーン、役者さん的には難しいよね、きっと。
怒鳴ってるうちに「うおおおおお」って気持ちにならなきゃダメだし、ちょっと説明っぽいセリフだけど、説明っぽくなっちゃダメだし、めっちゃ難しかったんじゃないかな、あのシーン。
とぉさんがお気楽な人、と、かぁさんは思ってるけども、娘は「それだけの人じゃねぇ気がする、けど。。。」と思春期の成長の中で父の中に「大人」を感じてちょっとしたショック、というか「父は大人だったんだ」という事実に気づいてなかった自分への嫌悪、もちゃんと出てるのよね。
あぁ、それ分かります、分かります。こっちが大人になったら初めて分かる、大人の事情、大人な人が我慢してること、それに気づいた時の、それまで気づいてなかった自分自身への嫌悪と恥ずかしさ。
上手いっすねぇ、ほんと。
なので、主人公は「今までかぁさんは良い人と思ってたけど、ひょっとして大人になり切れてないだけ?」ってのにも思春期の成長の中で気づくわけですね。あぁもうそりゃ、めぐみさん、イライラもしますわ。
母を演じる宇田川さや香さん、過去の失敗を茶化してたら、大人になった娘に怒鳴られて大人になる、っていう感じ。
目線の演技とか含めて完璧すぎて凄い。
でも、怒鳴ってきた娘に「ごめん」とかも言わないんだよね。言いたいんだけど、どうしよ。。。って。
なので、やっぱり母は娘が大人になった事に戸惑い、それでも大人になれなかった。のだよね。
そして最後に気づく「義理の父は家庭に居場所が「たま」にない」という事。
それを主人公の義理の娘が大人になって「帰ってくるの遅かったじゃん」と「帰ってきて良いんだよ」と優しくなるのだった。
「のぼるって名前だけど、給料は上がらないんだよね」「それは困る」みたいなセリフとか、大人な冗談。
めぐみさん、あなたはもう大人だ。
4作品の中で最も「人」を描けている作品だったと思います。
以上、4作品の感想でした。