映画「相棒」を見てきた。

本仮屋ユイカたん目当て、というわけではない。
いや、それもあるけどなw

「何でマラソン中止にならないんだよw」
とかツッコミたいのはヤマヤマなんだが、
大物政治家が関わってるから中止できないんです、
って話で納得しておいた。っていうか、
そこで納得しておかないと映画のストーリーを
全否定する羽目になるので、これから見る人は気をつけるべきw

「相棒」のドラマは見たことがなかったんだけど、
単なる猟奇的殺人で終わらない、犯人の動機に迫っていく過程は、
その過程の中で現状のメディアのあり方への批判も含まれていて、
テレビ朝日がメインな映画がこういう内容を扱うのは、
映画を見終わった後に別の角度から何となく興味深いところ。

というか、よくよく考えたら、
最後の最後で「メディアだけが悪いんじゃないんだよ」
スタンスで終わってるのも事実なので、
結局はテレビ朝日への配慮がきれいに織り込まれてると、
考えたほうが妥当かwwwwwwwwwwwwwwwwwww

最近のメディアってそんな感じだよな。
俺たち「だけ」が悪いんじゃないんだよ、って逃げるもんなー。
政治家も責任を取る時代にメディアは責任を
取らない唯一の存在になってるのであった、そういえば。

つか「ネットでこんな怖いこともあるんですよ！」が
きれいに盛り込まれてるから、むしろテレビ寄りの展開かw

ま、そういう皮肉的感想はここで置いておいて。
全体的なストーリーはそこそこ良かったと思う。
犯人の動機とか、犯行に至る各登場人物の背景とか。
ユイカたんがやってた役の人生が悲惨すぎるので、
そこらで俺は感情移入してしまったのだが…。

最後にユイカたんはどこへ旅立ったのだろう？
そこだけは謎のままで終わった。