メモとして、俺の理想と会社の（上司の）理想

「会社の方針が理解できないなら辞めてもらってけっこう」
「自分で選んだんだから会社に対して
　理不尽に思うことがあってもそれはおまえの責任」
最近許せなかった上司の発言。

• 「会社の方針」って言ったって、立派な業績はない。
• その方針が売り上げに直接繋がらなさそうで、社員を「感動させるだけ」のようなものでもない。

複数の人間の考えが統一されることなんて、ありえない。
それぞれがあっちこっち向いてて、文句を言うのは当たり前。
統一されるのが理想かもしれないが、それは組織がいい状態になった後に
結果として付いてくるもので、初めから意図的に作りだすのは不可能。
そう考える俺は
「理解できないなら辞めろ」は明らかな間違いで
「なぜそう思うの？話を聞かせてくれないか？」
っていう雰囲気を持てることが正解だと考えてるし、そういう会社にしてくれ、と。
というか、そういう会社にしようと動きだしてるんですが。

もちろん、あくまで俺の理想なので、間違ってるかもしれん。

「自分で選んだんだから会社に対して理不尽に思うことがあってもそれはおまえの責任」
っていうのは「会社の方針が理解できないなら辞めてもらってけっこう」と
完全にリンクしていて、それも間違ってるだろう、と。

理不尽に思う部分がある、だから良い方向に変えていきたい、
と、そう思う人間は会社にとって不要な人間なんだろうか？
むしろ必要な人ではないのか？俺は必要な人だと確信している。

ところが、
「自分で選んだんだから会社に対して理不尽に思うことがあってもそれはおまえの責任」
という発言が会社を良い方向に変えて生きたい、
とがんばってる人に向けられて発せられてしまったのである。

結果、上司とけんかしたわけですが。
机をなぐりつけながら、上司を上司とも思わずに罵倒しながら。
あまりの激怒っぷりに自分で自分をコントロールできないという
情けない状況だったのは、自分でもなんだかなぁと思うところ。
「本能」として「それは間違いだ！」という感情が沸き起こってしまった
その瞬間の俺の感情はもはやコントロール不可能だった。

俺たちは、上司であるお前の給料を上げるために仕事をしているわけではない。
自分のため、仲間のため、自分の技術を評価してくれるお客さんのため、
たまに手助けをしてやらないといけないこともある後輩のため、
いろいろ教えてくれた先輩のため、挙げればそんなもん、きりがない。

少なくともお前のためではない。