O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

大阪の観光資源

まつ(大阪)が書いたエントリーに初反応

大阪中央郵便局のヒミツ
http://blog.drecom.jp/whitepine/archive/318


記事にもあるけど、大阪市内では、うめだ阪急、このブログでも触れたダイビルと希少なモダン建築が相次いで建て替えが予定されているという、非常にもったいない状態。そんな中で、モダン建築の希少性を生かした観光企画を考えるとは、大阪市にしては珍しく妙案のような気がする^^;

建物を観光の名所にするならば

モダン建築を観光資源に──大大阪の夢(7)(7月15日)
http://www.nikkei.co.jp/kansai/history/34386.html


大阪のモダン建築で最近目立つのがビジネスへの転用だ。「例えば時計店だった生駒ビルヂングはオフィスビルになり、大中証券ビルはレストランになっている。古い建物を再生すれば街が変わり、大阪のイメージも変わる」

この「ビジネスへの転用」は転用方法を慎重に検討し実施するべきだろう。
少なくともオフィスビルへの転用は避けたほうが無難に思える。
何も用がないオフィスビルには入ることは許されないだろうし、
入れない建築物へ観光に訪れたいと思う観光客はいないはずだからだ。


保存には金が必要であり、その金を賄うためにオフィスビルにするのだろうが、
オフィスビルにした結果、観光資源にするのが困難になり、
今度は保存の意義への理解者を増やすきっかけ作りが困難になるのである。


オフィスビルに入居する企業は、
フレッシュなイメージを求めてきれいな建物を求めることもある。
それらの企業を説得してその古いビルに入居してもらうのは、
今現在、多くのビルが建設される建設ラッシュで、
その後にオフィスが大量に供給される大阪で今後は難しいと思える。


でも、IT企業がそれらの古いビルに入居する、というのも
おもしろいイメージ戦略に利用できるかもしれない。



あとまぁ、話は変わるけど。
大阪はよく観光資源があまりない、というが、
大阪の工業地域は極めて魅力的な観光資源のように思える。


まぁ、どんな感じで観光資源にするべきかは
以下のサイトを見れば答えが見えてくるだろう。

工場萌えな日々
http://d.hatena.ne.jp/wami/

撮影会、だけじゃなく見学会に子供ツアーみたいなのがあってもいい。
考えればいくらでもあるはずなのだ。