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Ossanの研究所です。

老人を輸出する、っていう選択肢はありえないのか?

いや、倫理上めちゃくちゃ問題あるから、
だから選択肢としてはありえないんだけど。


グッドウィルの件の話をこの前飲み屋でやって
その時に思い浮かんだ話をまとめてみるだけなので、
本気で考えてるわけじゃないよ。(弱


フィリピン人を介護士(だったっけ?)として日本に招いた場合、
日本で生活を送る以上、日本人と同等の給与を支払うことが
いずれ求められるはずで、それを考えるとコスト削減にはならない。


人手不足が問題なんだ!だからフィリピンから
介護士を招くんだ!って話もあるだろうけど、
本質は人手不足じゃなくて、労働の過酷さと比べて、
給与が安いことから介護の仕事に就きたいと思わない、
ってのが問題点なんじゃないのかって思うんだよね。


それは老人に高い価格を要求するわけにはいかない
ってところから来ている問題なわけで、どうしようもない。


と、なると、
「老人が支払える金額で充実した介護ができる環境
 =物価が安い場所」と考えてしまうんよね。
なので、老人を中国とか物価の安い地域へ輸出して、
介護士も日本から物価の安い地域へ進出する、
という考え方のほうが長い目で見ると妥当に思ってたり。


介護士も物価の安い地域なら、
老人が日本企業に支払った金から日本企業に
給与をもらう形を維持しさえすれば、
日本にいる時よりも若干豊かな生活が出来る、かもしれない。


老人の輸出先の国家は外資の獲得が可能&
日本企業なので労働環境はそんなバカげたことにはならない、
とか、いくらか魅力もあるんじゃないかと思うんだが。



重ねて言うが、倫理上、めちゃくちゃ問題があるので。
「現代版姥捨て山」を提案してるだけでもあるし。