O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

コトリンゴたんの話

何か、どうしても文章にしておきたくなったので、書く。




初めてコトリンゴさんを、間近で見たわけですが。
いや、名前は知ってたけど、全然興味なかったんよ、今まで。


顔は、そんな飛びぬけて美人、ってわけじゃない。(ごめんなさい)
でも、しぐさとか、言葉とか、雰囲気が全部かわいい。
見てて「うあああああああああああ!!」ってなるくらいかわいい。


ピアノに鍵盤を置く前に
「うふっ(^^)」って感じで一瞬(本当に一瞬)だけ笑顔になって、
鍵盤に手を置いた瞬間から真剣な表情になって、さっきの笑顔は消えてる。


むしろ、かなり無表情に近くなる。


が、その無表情になった顔と対照的に
感情が、鍵盤の上の手と彼女独特の柔らかい声に乗ってくる。
質量保存の法則、的な、感情保存の法則、がまるであるかのようで。


で、曲が終わったら、椅子を座りなおして、
客席のほうへ、くるっ、っとちょっとだけ体を向けて、
その後、顔も体の向きに合わせるように、くるっ、っと
こっちを向いて、キラキラした目をきれいに見開いて、客席を見渡す。


その一連の動きがとてもかわいい人。


女性が、小首をかしげると、かわいいしぐさになるけど、
彼女は小首をかしげることなく、
小首をかしげた時のかわいらしさを見せる。



曲の途中で突然、演奏を止めてしまって、
「あ、あ、ごめんなさい!感極まっちゃって!!(><)」
とか、言ってたんですけど、それもまたかわいくて。
客席からは暖かい笑いが起こってたし。


で、最後の最後に司会の人が出て来た時、
ピアノを離れて、司会の人の方へ行ったんだけど、
すぐに、くるっ、と方向を変えて、ピアノへ戻って行って。


どうしたんだろう?と思ってたら、
演奏時に足元に置いていた、水が入ったペットボトルを
まるで子犬やぬいぐるみを抱えるように大事に持ってきた。


で、一口、ストローで水を、ちゅー、と吸って。


あぁ、かわいい。と思った。


演奏中に感極まった理由を言ってたんだけど、
「近くにミッキーがいるんだなぁ、と思ったら、感極まっちゃって。」
って、あぁ、なんだよ、どこまでかわいいんだよ。と思った。