スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則。

本自体が薄くて、読みやすい。
著者のスターバックス経営の経験から、
「人生で大切なことは何ぞや？」著者の言葉で語られているんだが、
その内容はとても人に対する愛情に溢れていて、暖かい。

著者自身が苦労人なのだな、ということと、
巡り合った「スターバックスの経営」という仕事に対する熱い思いを
強く感じられて、非常に良い本だと思った。

p116 アンテナをたてる

新しい会社に入社したときも、すぐに気づくことと、一皮むかないとわからないこととがある。
何事も自動的には進まないので、新参者はいろいろと質問をしなければならない。
わからないことだらけだ。誰が「重要人物」かという組織の序列がわからない。
どのプロジェクトが進行中かもわからない。
だからつねにアンテナをたてた状態だ。

大切なのは、いつでも自分のアンテナをたてておくことである。