O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

俺は、中小企業のおやじ。

非常に読みやすい内容の上に、俺が大好きな自動車の、
そのメーカーの社長さんの自伝、企業の歴史と歴史における危機、
現在の経済状況と、企業の置かれている現状について、鈴木修氏の言葉で丁寧に書かれている。


内容を読むと、

p104
2008年10月9日には相良工場で、稼動後初めての工場監査を実施しました。
この週はアメリカ発の金融不安が世界に広がり、日経平均が暴落し、異常な円高が進んだ大変な週でしたが、予定どおりに監査を実施しました。

と、書かれているように、つい最近に執筆された、ほぼリアルタイムの書籍であることがわかる。
それだけに、ここに書かれている鈴木氏の言葉の重みと身近さは私のような若い者にも、
非常に伝わりやすく、重みもそのまま受け取れるものになっている。


言葉は気さくで、ビジネス書が苦手な人にもオススメ。
経営上重点的に理解するべき数字も、
「ここがポイントです。」的な方法ではない、
さりげない形で載せられていて、そういう点でも非常に勉強になる内容だった。