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Ossanの研究所です。

アイドルイベント現場でCD以外の媒体を使用して楽曲を販売するには、どういう方法があるのか?

遅かれ早かれ、アイドル市場では、
「CDを売ったところで購入者側に再生環境がない」という、
再生環境上の制約に突き当たる時代がやってくると思う。


早ければ、今後3年程度でそのタイミングが訪れてもおかしくはないだろう。


とりわけアイドルヲタの中心層の年齢よりも下の若年層に
イベントに来てもらって、尚かつ、楽曲を販売して売上を立てたい、
という場合、どういう方法が考えられるのか?

楽曲を固定したiTunesカードの販売?

技術的には可能っぽい。

ITmedia +D LifeStyle:アップル、サマソニ出演10組の楽曲が無料DLできるiTunesカード
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0708/01/news099.html


SUMMER SONIC」の会場にて出演アーティスト10組の楽曲が
無料ダウンロードできる「SUMMER SONIC iTunes Music Card」を
来場者全員に配布すると発表した。


このケースはアーティスト固定だが、
楽曲を固定したiTunesカードを製造して、
イベント現場で販売する、という方法は有り得る。

レコチョク等の着うた配信サイトDL用コードが付いたカードの販売。

トレカに楽曲をDLするサイトのURLのQRコードと、
ダウンロードコードを記載して、カードを販売する。


缶コーヒーやらで最近良くある、プレゼント応募のコードの
仕組みとほぼ同じ実装で可能だと思う。

他にもあるかも。

他にもあるかもしれないけど、アイドルはイベント現場での
物販あってこそ成立してる部分があるので、
早めに各事務所さんは何が出来て何が出来ないのか?を、
そろそろ探っておいたほうが良いと思う。


今、中学生でアイドルをやってる子が高校生になった頃には、
技術トレンドは間違いなく変化しているはずなので。