南波志帆ファンは「ストーリー」の夢を見るのか?
今、小倉にあるマクドナルドで、明日渡す手紙を書いている。
俺だけじゃなく、もう一人の「南波志帆ファン」と。
2ndアルバムリリース後のイベントラッシュも、
明日と、来週の渋谷で全て終了だ。
それはかなり前から楽しみにしていた、
「夏休み」が始まって終わって行くようなもので、
夏休みの後の、楽しみが遠ざかる日々が、
再びやってくるのを、ぼんやりと待っているような。
数カ月、話は昔になるが。
初ライブで、彼女はこう歌いだしたのだ。
ステージの真ん中に立って、マイクを握りしめて。
「始まるよ、君と僕のストーリー。」
あの日から、ストーリーは始まってたんだ。
今の「夏休みが終わる」のも、
それはストーリーで、続きはきっとそこにあって。
「始まるよ、君と僕のストーリー。」
胸の鼓動が早くなったのだ、あの時から。
「君と僕のストーリー。」なんて言われちゃあね。
作りたくもなるだろ?その「ストーリー」を。
さてと、手紙も書き終えたし、さぁ、明日よ来い。
「ストーリー」の続きが欲しいのだから。
眠い!