O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

2010/08/20(金)。初ワンマンライブ「THE NANBA SHOW 『FANTASIC STORY』」@渋谷duo Music Exchange。 #nanba44 #nanbashiho

「夏が終わった。」ってある人が言っていた。
俺も、そうかもしれない。
今年の夏は、南波志帆ライブが終わって、終わった。


結局、初ライブの目撃者はあれくらいの人数が丁度良いんだよ。
1000人もいたら、全然「目撃者」って感じでもなんでもないだろ?
ちょうど良い人数の、素敵なお客さん。


ライブが終わって、ドアの外に出たら、
たくさんの人がアンケート用紙に感想を記入していた。
普通、こんなたくさんの人がアンケート書いて帰るライブなんてないわ。

いつも通りの、早い到着。

いつもは、もうちょっと早めに行くんだけども、
今日は「ライブ前に南波ちゃんと会いたくないな。」って、
何となく思っていた。


ステージに出てきた南波ちゃんを
「今日初めて見た、南波ちゃん。」
にしたいなって、思っていたから。


リハがこれから始まるであろう会場の外で、
いろいろ写真を撮ってみたり。





今回、ある方の提案でお花を共同で送る事になった。
数人の出資者でお花を「南波志帆ファン一同」としたんだけども、
今後「是非、私も一緒にお花を送りたい。」って方がいらっしゃったら、
その時は呼びかけをさせていただくので、一緒にやりましょう。


会場前で、お花とかを撮ってたら、
南波ちゃんのマネージャーさんが、携帯片手に外に出て来られた。
そのタイミングで色々お話を。
マネさんに「Ossanさんのtweet呼びかけで、
かなりチケット販売の追い込みがあったと思います。」
って、評価頂きました。皆様、ご協力ありがとうございました。


で、その後はご飯を食べに行って、
プレゼントを買いに行って、渡す手紙を書いて。
この時に購入したプレゼントと書いた手紙は、
結局、ライブ後に南波ちゃんには渡せずに終わるw

ライブ会場、開場。

開場前にまた写真を撮ったり、まったりしてたんだけども。


リハが長引いているみたいで、
開場時間はちょい押してる感じだった。
たまにドアが開いて、中の光が漏れて来たんだけど、
すっごい賑やかなライティングで、ドキドキ。


開場のアナウンスがあって、中に入ると、
入ってすぐ左手でTシャツとタオルのグッズ販売が。
例によって、最前を確保して後から入場してきた他のファンと、
いろいろ談笑したり、グッズを購入したり。


俺がグッズ購入列に並んでしばらくしたら、
「Tシャツ、ホワイトのMサイズ終了しました。(汗)」
って、グッズ販売の方が告知wwwwww早っwwwwwww


Tシャツのブラック、ハンドタオルを購入。
店員さんがすごく嬉しそうだった。
「Tシャツと、タオルで!!いやー、ありがとうございまっす!!」
って、感じだった。こんなに売れるとは思ってなかったのかも。

ライブ開始

まずはセットリスト。

オープニング映像

  • スローモーション

ご挨拶

  • ストーリー
  • クラスメイト
  • じさくじえんど

MC1

  • プールの青は嘘の青
  • 会いたい、会いたくない

MC2

  • 初弾き語り「天国に一番近い島」

MC3
おおはた雄一氏をスペシャルゲストに迎える。

MC4
バンドメンバー再集合。

衣装換えタイム

  • シャイニングスター(スタンディングライブ、スタート)
  • 宇宙の中のふたりぼっち

MC5

MC6

  • セプテンバー


アンコール
(ライブグッズのTシャツに着替えて登場)

  • Bless You, Girls!(会場のみんなで合唱)

MC7

  • 楽園にて

最後メンバー紹介。最後の挨拶。

全18曲、時間的には、1時間50分くらい。


会場が暗くなって、明るくて優しくて可愛い感じのBGMに乗せて、
Tシャツに書かれた色と同じ色でロゴや「FANTASIC STORY」の文字が流れる。
一目で「スイカ」と分かるイラストから、彼女の似顔絵のロゴ。
これから始まるライブに登場する「南波志帆」を表現している、
素敵な映像でライブは始まった。


ステージに出てくる瞬間の、彼女を見ようと、
椅子から若干乗り出してステージ横の奥を見つめた。
暗いステージ横から、スカートをふわりとさせて、真ん中に進んでくる。


顔の表情は、暗くて見えない。少し、床を見つめるように、歩く。
俺は、ドキドキが止まらない。息が思わず、止まる。


ライトが彼女に当たる。


キラキラ光る、王冠の形をしたティアラ、白いワンピース。
「あ、姫。」と思うと同時に、俺は思わず声をあげた。
「しーーーーーーーーーほーーーーーーーーーー!!(いつも通りw)」


マイクを握り、顔を真っ直ぐ上げた、彼女の瞳が、
ティアラのそれと同じように、煌めく。
「スローモーション」の切ないイントロが流れる。


あぁ、俺の好きな、大好きな、南波志帆がまたここに。
そんな、南波志帆、初ワンマンライブの始まり。

スローモーション

「俺は、スローモーションを歌ってる彼女が異常に好き。」
と、書いた事があるんだけど、ライブの最初から、
「異常に好き。」な彼女を見せつけられる。


それに、今日の衣装は何なんだ?
いつもは、ちょっとオシャレな可愛い子、って感じなのに、
今日は、完全にお姫様じゃないか。ひどいよ、惚れてしまう。
頭にティアラをチョコンと乗せちゃって!!
靴も、奇麗な白。あああああああああああああああ!!


とか、思っていたが、徐々に彼女の歌に引き込まれる。
高ぶる気持ちを抑えているのか、ちょっと何かを抑えるような、
優しい歌声が「スローモーション」のメロディーに乗る。


もうすぐ、夏が終わる季節に聴く、
この歌は会場に「魔法をかけて」くれた。

ご挨拶

「皆さん、こんばんは、南波志帆です。」
「ファンタジックストーリーへ、ようこそーーーー!!」
って元気にご挨拶。

ストーリー

言わずと知れた、
1stアルバム「はじめまして、私。」の、メイン曲だ。
俺と、南波ちゃんが出会った曲。


「始まるよ、君と僕のストーリー。」
今日の会場に来てくれた人の中で、どれくらいの人と、
南波ちゃんとのストーリーがまた始まるのだろう?
俺と南波ちゃんの間で、ストーリーが始まって、続いてきたように。


この日に初めて聴いた人もいるんだろうな、きっと。
CDでも聴いてみて欲しい、今の南波ちゃんより、
ちょこっとだけボーイッシュな雰囲気を味わえるはず。

クラスメイト、じさくじえんど

2ndアルバム「君に届くかな、私。」のメイン曲。
アルバムの中でも異色の曲だが、ライブでも異色である。


彼女の声が、不思議な世界感も作り出せるのだ、
という「証明」がされた1曲でもある。
聴く人によって、好き嫌いは分かれる傾向にあるけども、
ライブで聴いて好きになった、って人も多い。


クラスメイトは、ひたすら、優しく歌う。


一転して「じさくじえんど」。
「これじゃまるで、じさーくじえーーーぇん」。
って歌詞の遊び心に惹かれて好きな人も多い曲だ。

MC1

「初ワンマンだし、出て来た時、あまりにお客さんが多かったので、
 「あ!会場間違った?!」とか思っちゃいました。」
「初ライブということで、オタマジャクソンさんを、
 中世のヨーロッパをイメージして、
 「オタマジャクソン13世」にしてみました。。。」
「あ、ちょっとすべった。(><)」
会場笑
「ライブのタイトルをファンタジックストーリーにしたんですけど、
 皆さんを夢の世界に連れていけるような素敵なライブにしたいと思っています。」
「ライブの後半は、現実の世界で自分の足でちゃんと歩いていってる姿を、
 見せれるような、2面性のあるライブにしたいと思っています。
 最後まで、楽しんで行ってください!!」

プールの青は嘘の青

会場の照明が、美しい青色に変わる。
その青色が彼女のティアラにも違う色を含めて、美しく輝く。


2ndアルバムの、名曲。
多くの人がライブで聴く事を願い、でも、なかなか聴けないでいる、
そんな「ここぞ!という時にしか披露されない。」名曲。


この歌を今日歌った時、また前回と違う表現になっていた。
「虹が小さくできました。」とか「グラスの中は銀河です。」
の「した。」「です。」が、強調する形ではなくて、
その前の歌詞と交わる柔らかい表現に変わっていた。


語尾が少し、息の中に消え入るような、気持ちを混ぜるような。


「ため息を歩道橋から、放り投げたら」
「かけたくなる空、どこまででも」
「切り傷のような、飛行機雲」


過去の「青春」、今の青春ではないから、「嘘の青」なのか。
天井の向こうに、青空が待っているような、
そんな表情と手の表現で、空と「嘘の青」の物語へ連れて行く。

会いたい、会いたくない

個人的にアルバムで聴いても、好きになれなかった楽曲。
なのだが。


ライブで聴いて好きになったのだ。
正直なところ、小松シゲル氏のドラム演奏によるところが大きい。
この日も小松シゲル氏のドラムが最強すぎて、ヤバい。


「会いたい、会いたくない」の歌詞の中にある、
迫り来る心の鼓動、それと、
好きな人の思いで胸がいっぱいになる、その切迫感。
「これが恋なの?」と迷う焦り、
全てが小松シゲル氏の演奏に乗っている。


あー、何と素敵な!!


「ちょっと、南波ちゃん、横にどいてくれる?」
って思うくらい、ドラムが素敵すぎて、ヤバい。
小松さんのパフォーマンスに負けないくらいの
ボーカリストにならないと、ダメだなーって、
彼女の「発展途上感」も別の側面から味わえる1曲。

MC2

「初ワンマンライブの前に、プチツアーをしたんですけど、
 初めての地方がたくさんあったので、
 私の事、知らない人ばかりだろうなーって、
 誰も来てくれなかったらどうしようって思ってて。」
「でも、会場に行ってみたら、たくさんのお客さんが来てくださっていて。」
「これは、南波ウェーブが来てるぞ!!って。」


会場笑。


「地方から来てくださっている方、いらっしゃいますか?」
会場、ちらほら手があがる。
「わざわざ遠くからありがとうございます。」


「話が変わるんですけど、
 今日は来場者特典として、直筆の書を書いたんですけど、
 お手元の書類をご覧ください。。。」


会場「書類wwwwwwww」


「って、言ってるうちに、ステージ上、一人ぼっちになっちゃった。。。」
会場笑。


「夢って言う字と、輝くっていう字と、志っていう字と、
 レアキャラっていうのが、黄色い紙に書かれてるんですけど。」
「黄色い紙持ってる人〜〜。あ!すご〜い!」
「ありがとう。って書いてあります。」


「全部で6時間以上、かかっちゃって。」
「このまま、右手が死んじゃうんじゃないかなって。」
「不安だったので、この特典は、今回限りだと思います。」
会場笑。拍手。


「どうしても「輝」って字が欲しい、とかあったら、
 会場の外で血が出ない程度に争って。(笑」
「ケンカは避けて。(笑」
「帰ったら、おうちにかざるとか、おうちにかざるとか、おうちにかざるとか。」
会場笑。


「では、キーボードが出て来たので、
 弾き語りにチャレンジしたいと思います。」
会場、拍手。


「今日は、はら。。。。ふふふ。」
会場笑。
「うふふ。おかしい子みたいになっちゃってるよ。。。」
会場笑。


「今日は、原田知世さんの「天国に一番近い島」という曲を演奏したいと思います。」
会場「おおおおおお。」という声と拍手。


「この曲は、私が音楽の道に行こうと思った時に、
 どんな音楽が合ってるのかわからなくて、
 プロデューサーの矢野さんとか、他のスタッフさんとか、
 いろんな曲をやってみたんですけど、その中の1曲なんです。」
「この曲がなかったら、今の私はなかったと思う、
 そんな大切な、私のルーツのような曲です。」

初弾き語り「天国に一番近い島」

いきなり、イントロで間違えるw


照れ笑いと、着ている衣装の雰囲気が、
ピアノの発表会を一瞬思わせる。


「すみません、もう一回やります。(笑」
そう言うと「間違えちゃった。」っていう照れ笑いから、
瞬時に真剣な、何かを思うような表情に変わる。
イントロを弾き終えると、彼女が今まで聴かせた事のない声を出す。


「いつもわたしの ことだけずっと
 思ってて、くれなくて、いいの」と始まる歌詞。
それを、寂しく歌う。とても寂しく。信じられないくらいに。


あまりに寂しく歌うので、聴いているこっちは、
ステージ上の彼女を抱きしめたくなるくらいで。


初の弾き語りの割には、安定したピアノ(間違えたけど)、
彼女の寂しすぎる歌声、バックから当たる優しいライト。
ちょっと大人な表現も歌に乗せる、南波志帆
素敵な初披露だった。

MC3

おおはた雄一さんをゲストにお迎え。
「何だか、二人だと緊張しますね〜〜」と可愛く笑う、南波ちゃん。
次にリリースする予定の、
「こえをきかせて」DVDシングルの楽曲を提供いただいている話とか。


南波ちゃんが、おおはたさんにマイクをふるも
おおはたさんは「ふるふるっ」っと首を横に振って、コメント拒否w


「以前、レコーディングがあった時に、
 スタッフの方がフルーツ盛りを用意してくださってたんですけど。
 で、私が好きなスイカがあって、食べたかったんですけど、
 私はすぐにボーカルブースに入らなくちゃいけなくて。
 そしたら、何か熱い視線を感じたので、外を見てみたら、
 おおはた雄一さんが、ニヤってしながら、スイカを食べてて!!」
おおはた雄一さん「食べましたw」
南波ちゃん「なぜっ!」


おおはた雄一さん「私も、スイカが好きだからですw」
南波ちゃん「はい、ライバル、ということで。」
会場爆笑。


南波ちゃん「さんざん、こえをきかせて、の話をしたんですけど、
  今からは歌わない、っていうオチで〜〜す。」
会場「ええええええええええええええええええええええええ!!」
おおはた雄一さん「あの、光の街っていう曲を。
  収録させていただいてるんですけど、それを。」


おおはた雄一さん「ギター持って、やっと落ち着きましたw」
会場笑。

光の街

3rdアルバム「ごめんね、私。」の最後に収録されている曲。


とにかく、優しい歌だ。
南波ちゃん本人が
「これからの自分を優しく後押ししてくれるような、
 そんな素敵な曲。」と、よく話している楽曲。


おおはた雄一氏の暖かいギターの音、
夜の街と、そのビルの間を抜ける風を思わせるような、彼の口笛。
夜の街の空を思うように、彼女はその音の世界の中で歌う。

MC4

おおはた雄一さんには、このまま残っていただいて。。。
 バンドメンバーを再び呼びたいと思います。」


「しゅううううごおおおおおおおおお!!」
会場笑。


バンドメンバーが再びステージへ。
「次は、お針子の唄です。」

お針子の唄

一瞬、ライブレポから離れるが、
俺は「お針子」をリリース前の当初は読めなかった。
ここだけの話だが「おしんこ」と読んでいた。理由は不明だ。


さて、ライブレポに戻る。


おおはた雄一さんは、ギターをエレキマンドリンに持ち替え、
CDにおいても印象的であるあのイントロを見事に弾く。
この演奏だけでも、すごい価値のあるライブだと思わせてくれる。


ワルツのような、軽やかな楽曲。
南波ちゃんもその曲に合わせて、軽やかに歌う。


曲を歌い終わると、バレエのような爪先立ちと、
ステップ、ターンを決めて、ステージ脇へ南波ちゃん、退場。









ステージは、後半へ。

ステージは暗転、深い海の底を思わせるような、
深く、濃い青でステージが染められる。
バンドメンバーも全員退場、ステージ上には、誰もいない。


いや、オタマジャクソンさんは、いらっしゃったのだがw

シャイニングスター

バンドメンバーが先に、ステージ上へ。
演奏が始まると、先ほどまでの「姫」な感じの衣装とは変わって、
アクティブな感じの衣装に着替えた南波ちゃんが飛び出してくる。


マイクを持って、激しいステップを始めると、
何かを訴えたそうな顔をして、こっちを見る。


数回ステップを刻む。


と、同時にそのステップの勢いで、ステージ上の、
フロアスピーカーの前へ飛び出てくる、南波ちゃん。
最前列の客を見つめて、両手を「ぴっぴっ!」っと上に向けて、
「さぁ!立って!!」と合図を送る。


待ってました!!とばかりに、勢い良く立ち上がる客席の客。
スタンディングライブが始まる!!


「この楽曲「ごめんね、私。」にいらないよね。」と、
俺は言った事がある。でも、そうじゃなかった。
少なくとも、今日のライブには必要な曲だった。


ライブ初披露のこの曲で、ライブ会場の熱気に火が着く。
あっという間に燃え広がるように。
手拍子も、後ろに立っている人の足踏みもどことなく伝わってくるような、
全身が熱くなっていくのを感じながら、ステージ上の彼女を見つめる。


もう、ティアラはいらない。
南波ちゃん自身が勝手に煌めいてるんだから。

宇宙の中のふたりぼっち

シャイニングスターで一気に着いた火で、
さらに別のエンジンを回し始めるかのようなイントロで、
会場の勢いをさらに高めていく。


あ〜、この曲、何となく久しぶりだな。
と思いながらも、体はまだまだ熱くなっていく。

MC5

「みなさ〜〜ん!楽しんでますか!!」
会場「おー!」
「まだまだいけますか!」
会場「おー!!」
「いくよ!!」
会場「おおおおおおおおお!!」


「ちょっと、やってみたかっただけ!!」
会場爆笑。

ごめんね、私。

良いよねぇ、この曲。
特にこんな感じでスタンディングのライブだったら最高だよ。


プチツアーで歌い込んできただけあって、
顔の表情にも余裕があって、軽やかなステップを刻みながら、
バンドメンバーの音と一体になって歌い上げて行く。

サンダル

やんちゃな、南波志帆
わがままちゃんな、南波志帆
他の曲にはない、南波志帆


ここで、カオシレータ登場。
オタマジャクソンさんの前に置いてあるのを拝借して、
「ぴよよよよよよん!」と鳴らす。


今までで一番、カオシレータの音の鳴りが良い。
かーなり練習したんだろうな。すごい良かった。
もっとカオシレータちゃんも可愛がってあげなよ、
こんなに可愛らしい音を出してくれるんだからさぁ。



それでも言えない YOU&I

「ひとなっつごっとに!あなたはゆめを
 かなえてゆくわ ぱっぱらっぱらぱっぱっ!!」
って感じで、すんげぇノリノリで歌ってた。


「ぱっぱらっぱらぱっぱっ!!
ってくらいの勢い。


ここでもカオシレータで演奏。
「ぴゅんぴゅん!」「きーん!きぃーん!!」って鳴らす。

みたことないこと

南波志帆が初めてステージ上で歌った時に初披露して以来、
ライブで盛り上がれる曲として「不動の地位」を確立している曲。


何かあれば「みたことないこと」。
ライブで南波志帆と言えば「みたことないこと」。


「いえぇえええええええい!!」って言いながら、
片足を真横に可愛く上げて、
客席をビックリさせるのは、今日も健在。


メンバー紹介もここで。
小松シゲル氏のドラム、
スッティこと須藤優氏のベース、
けーしーこと岩谷啓士郎氏のギター、
渡辺シュンスケ氏のキーボード。


あぁ、何て最高なバンドメンバーなんだろうか。


最後に「ボーカルあんど、カオシレータ、なんばしほおおおおおお!!」
と言ったところで、会場は最高潮の盛り上がり。
轟音とも表現できそうな声の中で、カオシレータを激しく鳴らして。
終わる。

MC6

「今日は初めてのワンマンライブにこんなに
 たくさんの人が来てくれて、本当に嬉しく思います。
 ありがとうございます。。。」
「一時期は、自分が何になりたいのか、自分でもわからなくて、
 いっぱい不安で、自問自答を繰り返してた時期もあったんですけど、
 去年、初めてライブをした時、スポットライトを浴びた瞬間に、
 私が生きる道はここなんだ、って、15歳ながら、思ったんですけど。。。」
「今日、この思いが確実になったっていうか。。。
 確かなものだったなって、思いました。皆さんに出会えて、本当に良かったです。」


彼女の瞳から、涙が落ちる。
いつもキラキラしている、彼女の瞳が、
いつもより、もっともっとキラキラして。


会場は暖かい拍手に包まれる。


「こんな未熟な私ですけど、これからも応援よろしくお願いします。」
そういうと、深々と奇麗な礼をする。


「最後の曲になります。聴いてください、セプテンバー。」


セプテンバー

一時期、ライブで「最後の曲」に必ずなっていた曲。
初めて聴いたのは、渋谷でのインストアイベントでだった。


始まりのピアノの音色の美しさに、
その場を動きたくなくなる。
ただただ、ピアノの美しい響きと、
その後につづく、彼女の声を待つように、聴く。


ピアノの音が響く中、彼女は下を向き、
ドラムが始まると同時に、
上を向いて、真っ直ぐな意思を歌声に乗せる。


歌うというより、詩を読むように。


「人は変わって ゆくものだって
 いうけれど どうしてかしら」


最後、光とともに、空のその向こうを見つめる。
優しい光が彼女を包む。と同時に、彼女の歌は終わった。

アンコール

暗い中、拍手が鳴り響く。
「しほおおおおおおおおお!」と、呼ぶ声がする。


バンドメンバーが暗い中、再びスタンバイを始める。


「だっだっだーん!」と、ドラムが鳴り響いて、
ステージに照明が当たって、一際明るいステージになると、
先ほどまでの「お別れ」な寂しい雰囲気は一瞬で吹っ飛んだ。

Bless You, Girls!

ステージに飛び出してくる、南波ちゃん。
今回のライブのグッズである、Tシャツを来て。


「これは、仲の良い友だちとのひとときの歌なんです。」
なんて、いつだったか、彼女は話してた。


「ささやかな今が続きますように。」


会場のお客さん、バンドメンバー、会場のスタッフの方々。
全ての人たちとの、その「ひととき」を楽しむように歌う。


「ここからは、皆さんと一緒にうたってみたいとおもいま〜〜す」
と、南波志帆先生の歌のレッスンが始まるw


「bless you!
 さあ瞳開いて
 こわがらないで
 bless you!
 そう
 そばにいるから」


「ちょっとちっちゃいから、もういっかいいきましょ〜〜」
「だんだん調子がでてきたので、もういっかいいきましょ〜〜」


「今度は女子、いきましょ〜〜〜〜〜〜」
「今度は男子、いきましょ〜〜〜〜〜〜」


男性が歌い始めると
「うあ!すごい!!」と喜ぶ南波ちゃん。


「女子男子、いっしょにいきましょ〜〜〜〜」


「じゃ、今度は、めがねの人いきましょ〜〜〜」
会場「えええええええええええ!!」


めがねの人が歌うと
南波ちゃん「素敵!美声!!」


「今度はこまつさん、あんど、しゅんすけさんいきましょ〜〜」
小松さんと、シュンスケさんが歌う。


あぁ、楽しい。終わって欲しくない。


曲の終わりで
「ら、ら、ら、ららら」で、みんなで手を振る。


あぁ、楽しい。やっぱり、終わって欲しくない。

MC7

南波ちゃん「アンコール、ありがとうございま〜す!」
「すっごーい!たのしい!」
「他のアーティストさんのライブでみんなでこういうのを
 やってみたかったので、今日は実現できて良かったです!!」


「今日は、あこがれのグッズ紹介もしてみたいと思います!!」
会場、拍手。


Tシャツの紹介で、
「そっかぁ!売り切れちゃったんだぁ!!」
会場笑。


タオルの紹介の時に、けーしーさんが、
「それそれ。。。」って感じで、オタマジャクソンさん近くにある、
タオルを指差していて、会場のお客さんもそれを指差してみたりw


「すごい肌触りが良くて、ツルツル。。。」
会場「つるつる?」
「何か、すごい素材で。」
会場笑。


「予約も出来るみたいなので、手に入れられなくて、
 悔しい!!って思った人は注文してみてください〜」


「次の曲で、本当に本当に、最後になります。」
会場「えええええええええええええええええええ!!」


「最後になりますけど、絶対にまた、ワンマンライブをするので、
 その時はまた、遊びに来てください!!」
会場「おおおおおおおおおおおおお!!」

楽園にて

プチツアーで歌い込まれた1曲。


「わたしのこころにあなたがいたこと
 そう信じれたことは ただ 嬉しいことなの
 歩き出せるまでは わすれたくはない」


「わたしの楽園とは
 2人が互いに愛をみれること
 愛で結び合うこと
 もう 今は遠い場所 振り返りはしない
 胸にそっと生かして 歩きだす」


この曲が最後に来た意味を感じれたなら、
それで次に繋がると信じられるように思う。


最後は、先ほどあった涙の事も思い出になって、
「次の南波志帆」を感じさせる、明るい雰囲気で終わった。


会場は、彼女がステージから消えるまで、暖かい握手を送り続ける。
また、きっとこんな日がある事を信じて。

ライブ終了後。

ライブ終了後は、皆さん、アンケートを書いたり、
売り切れてしまったグッズの予約をされたり。



ライブ終了後、しばらくしたら、
関係者向けのご挨拶が会場内で行われていたようだ。
プロデューサーの矢野さん、南波ちゃん本人のご挨拶が、
会場の外にも、漏れて聴こえていた。


会場の外に備品も続々と運びだされていたので、
ライブ中にオタマジャクソンさんと、カオシレータ、
南波ちゃんが飲む水が置かれていた台を撮影してみたり。


お疲れさまでした。


またいつか、こんな素敵なライブが出来ますように!!