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Ossanの研究所です。

2010/05/14(金)AstroHall10thAnniversary「PRIVATE LESSON」レポ。

まずライブレポの前に、当日のライブで「南波志帆」を暖かく向かえ入れてくださった、
多くの「バニラビーンズファン」の方々に、厚くお礼を申し上げます。


彼女、南波志帆にとっては「ほぼ初めての対バン」状態だった中で、
かなりの緊張を伴ってライブのステージに上がったはずで、
ライブ会場の雰囲気の暖かさで徐々に彼女らしさを取り戻しながら、
「初めての長いライブ」を終えたように思います。本当に、ありがとうございました。




さて、ライブレポへ。



そして、東京へ向かう男。

どうせ、仕事をしててもライブの事が気になって、
仕事が手に付かないのだから、仕事してようが、してなかろうが、
「生産性」には変わりないわけで、とか、思いながら、
(言い訳をしながら、というのが正解なんだけどね!!)
適当なところで仕事を切り上げて、スーツを部屋に放りだして大阪から東京へ。


会場のアストロホールには、15時半頃くらいに到着して、
男性マネさんに「お!今日も来てくださったんですか!!」と言っていただく。
俺「えーっと、もう志帆さんは。。。」
マネさん「もう入ってますよ。これからすぐにリハなんですよ〜。」


ということで、久々に、入りで南波ちゃんに会えず。うむむ。。。
時間潰しでいろいろ写真を撮ったりしてみた。


↓入口の様子

↓入口の「ASTRO HALL」ロゴ下にあった「南波志帆」の掲示。

↓階段を下りていくと、壁に貼られてたり、いろいろ。


その後、会場近くのロッテリアに入り浸ったり。
18時から当日券発売って話だったので、その頃に再度会場へ。
当日券は、番号を塗りつぶされている券が渡された。

南波志帆史上、最長時間ライブ。

というわけで、始まりましたよ、えぇ。


こういう「長いライブを初めてする日」を待っていたはずなんだけども、
8月に単独ライブをする、という話を知っている状況では、
「これよりも長いライブが控えている」となるので、
若干ドキドキ感とか高揚感が「俺」には足りなかった感じではある。


ライブ内容は充実の9曲。
セットリストは以下のとおり。

1.不思議なミラー
2.じさくじえんど
(MC1)
3.スローモーション
4.プールの青は嘘の青
(MC2)
5.サンダル
 (曲中で、カオシレーター使用)
6.それでも言えないYOU&I
 (曲中で、カオシレーター使用)
7.みたことないこと
 (曲中で、カオシレーター使用 & バンドメンバー紹介)
(MC3)
8.ごめんね、私。
(MC4)
9.セプテンバー


MC1では
「皆さんこんばんは、南波志帆です。」
アストロホールの10周年記念公演に出演出来て光栄に思います。」
「10年前は、6歳なので、歴史を感じます。(笑)」
会場の客からも「えー若い!」みたいな反応。
「原宿には友達とクレープを食べに来たりします。
 ライブをするってイメージがなかったので、少し不思議な感じがします。
 「楽しい原宿!」って雰囲気でライブをしたいと思います。」


MC2では
「初めてライブで歌う曲あったんですが、どうだったですか?」
「6/23に3rdアルバムをリリースする事が決定しました〜!」
で、いつも通りの、ピースwwwwwwwwwwww
「いぇーい。。。」って遠慮気味に言いながらwwwwwwwwwww
「毎日聴いているんですけども、聴くたびに違う色になっていく感じの、
 素敵なアルバムになっています。」
「リリースにあたって、プチツアーをしようと思っています。」
「8/20に単独ライブをする事が決定しました。」
「ライブのタイトル通りにファンタジックな世界に
 皆さんを連れていけるようにしたいと思います。」


「弾き語りにも挑戦してみようと思っています。」で、
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
と、客席からの反応。「弾き語りします」には俺も驚いたけれども。


「今、HPでチケットを予約すると、ファンタジックなチケット(笑)が。
 よろしくお願いします。」


MC3では
「ファアリーテイルってアニメをご覧の方いらっしゃいますか?」
「あ。。。ちょぼちょぼ。。。」会場笑。
「フェアリーテイルのエンディングになっている曲を歌います。
 疾走感溢れる曲になっていますので、聴いてください。」


MC4では
「今日はいつもより長くて、45分間やったんですけれども、
 始まると楽しすぎて、あっという間で、
 次の曲で最後かと思うと、ちょっと寂しい気分です。。。悲しくなってます。。。」
「この曲は切ないけど、勇気がもらえる素敵な曲です。聴いてください。」


いやーライブが長いとメモが大変だよね。。。


セプテンバーを歌い終わって、挨拶とかしているうちに、
バンドメンバーが気が付いたら、ステージから退場していなくなっていて、
後ろを振り返って、誰もいない光景にびっくりする南波ちゃんwwwwwwwww
最後の最後まで、客の気持ちを素敵に持って行く南波ちゃんでしたw


感想いろいろ。

一応、いろいろ書きたくなったので、書いておく。


ライブの曲構成自体に問題があるとは思えないんだけども、
「ごめんね、私。」で、客席側がダレた感があったかな?と。
ノリの良い曲が続いた後に「疾走感のある曲です。」と言って、
その前の曲が跳ねるようなリズム感のある楽曲で、
その後にスムーズさのある楽曲がきた、となると、
ちょっと物足りない感は出てしまうかもしれないかな?と。


あと、南波ちゃんが後半大変そうに見えた、ような気がする。
ご本人は、ライブ後に「大丈夫ですよ!」って元気に言ってたらしいんだけども、
それでも、単独ライブが90分(と、聞いた)であるのを考えると、
長いライブへの「備え」はもう少し必要かもしれない。






あと、そうだ。
カオシレーターを操作してる時、顔が怖いよwwwwwwwwww
真剣なのはわかるけども、もう少し、笑顔を!!
というか、前回のライブの時は楽しそうにやってたのになぁ。。。



「スローモーション」感想。

めちゃくちゃ良く出来ている楽曲で、
正直、南波ちゃんにもったいないんじゃないか?と思うくらい。
イントロから、ゾクゾクさせられて、ステージへ気持ちがガッチリ持っていかれる。


ステージの光が、南波ちゃんに当てられる、その光景と相まって、
初めて本格的に「南波志帆のライブ」で鳥肌を立たせられる瞬間を味わった。
そして、彼女の声がこういう「切ない」エッセンスが詰まった楽曲で、
最も持ち味を発揮するのが、改めて証明されたのにも、喜びを感じた。


詞はここにあるんだけども。

歌詞 - スローモーション - 南波志帆 - 歌ネット
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=94404

それにしても、南波志帆初の「本格的な恋愛詞」の楽曲のような。
あーずるいなーずるいなー。こんな切ない歌を聴かせるなんて。
もっと聴かせて!!俺の心をきゅんきゅんさせて!!!


「プールの青は嘘の青」の感想。

いや、ひどい、ひどすぎる。
何がひどいって、「封印された名曲」にされてしまっていたからで。
昨年の大阪のライブで一度歌ったきり、封印されてしまっていたのだ。


今回のライブで「プールの青は嘘の青」を聴けた、あなた。
あなたは非常に運が良い。
私なんて、再び聴ける日を願って、何ヶ月待った事か!!


でも「封印」されていた結果、今回のライブで、
あの形になって歌われたのは、本当に良かった。
彼女が初めて、この楽曲で取り組んだ事があったのだ。
「語りかけるように、物語を読むように、詞を歌う。」
そういう表現の仕方を試していたのだ。


「〜〜〜〜です。」で、ね。気づくよね、という。
「語りかけるように歌う、って、こんな風にしようと思う!!」
ってのが、こっちにも伝わってきた。


大阪のライブの時には、そんなものはなかった。
初めて歌う地で、初めて「南波志帆」を見てくれるお客さんだらけの会場で、
マイクを思いっきり握りしめて、緊張で固くなって歌っていたのだから。


久々に聴いた「プールの青は嘘の青」は、
彼女の「試行錯誤の過程」と共にある、「南波志帆」の歌であった。
本当に嬉しい事だ。


封印されていて良かった、とは言わないが、
名曲であるがゆえに「どう歌うべきか?」という気持ちを持って楽曲と向き合って、
新たな表現方法を試したのは、素晴らしい事だと思う。
元々、私が好きな曲なのだけれども、彼女が「この曲はどうやって歌おう?」
と向きあっている楽曲なのだと思ったら、もっともっと好きな曲になってしまった。







頑張ってね。
また、私を驚かせてください。







全9曲、今までで一番長いライブ。
駆けつけて良かった、5月とは思えない寒いあの日のライブ。
お疲れ様でした。大好きです。>南波ちゃん