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Ossanの研究所です。

テレビ局がYouTubeよりヤフオクに手を焼いている、らしい


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/12/news045.html
ここの下のほうの記述

この記事に関する取材で、
フジテレビジョン著作権課の担当者から意外な話を聞いた。
YouTubeにも困っているが、
 それ以上に困っているのはYahoo!オークションだ」という。

「当社が権利を持つ番組などをDVDに焼き、Yahoo!オークションで
 販売する人が跡を絶たない。ヤフーに告知してアカウントを削除してもらっても、
 また別のアカウントを取って販売されてしまう」といい、
 自社の著作権侵害品を毎日チェックするのは「苦行のよう」とぼやく。

確かに販売して利益を得ている人は悪い。
これは俺も弁護する気はさらさらない。


しかし、だ。


世界中の情報がネット経由で取り出せる時代に
「東京の放送は大阪で見られない」
「北海道のローカル番組は東京でも見られない」
とか、そういうことを平気でやってしまうから
違法コピー販売の「需要」が減らないのである。


たまにきちんとDVDとして発売されるのは
各局のちょっと力を入れたドラマくらいで、
しかもそれは恐ろしく高額ときている。
大半の人は欲しければ録画しようと思えばできる
全国放送されているドラマを
わざわざ高額で売りつける手段は持ちながら、
手に入れるのが困難な放送番組は入手手段を提供しない。


フジテレビもYouTubeのマネをするくらいなら
東京ローカルになってしまってる番組を
全部配信するくらいのことをやればいいんじゃないのか?
自社には魅力的なコンテンツがあるとかどうとか
でかい顔して言う割りにそれを提供する気はないらしい。


以前、私が自宅に初めてPCを購入してネットに繋いだ頃
ラジオ音声をリアルタイムで東京の知り合い宅から
送信してもらう実験をしたことがある。


方法は簡単。
友人宅で東京ローカル番組をラジオで受信、
その音声をPCに繋げたマイクで拾ってネットで送信、それだけ。


ブツブツ音声が切れるのでさっぱり聴けたものではなかったが
こういうサービスがそのうち提供されるようになればなぁ、と思っていた。
ところが光ファイバーがこれだけ敷設された時代になったのに
ラジオ音声すら権利関係で流せないとか何とか。


残念無念。


ラジオはこの前どっかのラジオ局が
リアルタイム放送してたような気もするけど。
よくは知らね。