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「コミュニケーション」という名の「行動」はコンテンツにパッケージングされた

俺、誰かに言ったかもしれんが。
mixiって今までネットがつまらん、とか仕事にしか使わん
 とか言ってた人らにwebの本当の使い方をようやっと理解させたよなぁ」
って話。


ヲタの人とかパソ通してた人とかって「コミュニケーションの手段」として
ネットを使ってたわけなんだけど、大半の一般人って
web上でコミュニティを見つけることも、保持、維持するのも困難だったんよね。
ヲタの場合だとファンサイト作って、そこの掲示板がコミュニティになってて、
サイト管理人が保持、維持をする形だったわけだけど。


mixiはそれを一般人のレベルでも可能にしたんだな。
需要はあったけど仕組みがなかった、その仕組みを提供した、と。


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で、コミュニケーションってコンテンツの1ジャンルになったよなぁと思ってて。
ようするに「音楽」「映画」みたいな感じで「コミュニケーション」という感じ。


「コミュニケーション」がコンテンツになったのは
つい最近の話か?というと、考えてみるとそうでもない。
時間をさかのぼるとポケベルあたりくらいかな。


「音楽」という名のコンテンツをウォークマンが持ち運び可能にしたように
「コミュニケーション」という名のコンテンツをポケベルが持ち運び可能にしたのだ。
携帯はその進化型。黙っててもメールでコミュニケーション、音声でもコミュニケーション。
「コミュニケーション」ほど楽しいコンテンツは他にはないね。(たまに仕事の電話でうんざりするが)


大人の評論家がたまにすかした顔で
「現代の若者は他人と繋がっていないと不安になる」的なことを言ってるが
俺からしてみれば何のことはない、
テレビゲーム的な感覚で、音楽を聴く感覚でコミュニケーションをしてるだけのことだ。
(友人関係も消費財、とかいう話も出てきそうなところだな)


以前どっかのレコード会社の人が携帯電話の料金に若者のお金が行っちゃって、
とか言ってたが、まぁ、正解ってことだな。
「コミュニケーション」っていうコンテンツよりおもしろい
「音楽」っていうコンテンツを提供しないと売れないってことだよ。


今後はどのコンテンツも「コミュニケーション」っていう名のコンテンツも
同時に提供できるかどうか?がカギになってきそうだな、と思ってたり。
動画に「コミュニケーション」を融合したトップバッターがYouTubeってわけだし。