なぜ「Dream Fighter」を今叫ぶのか?
Perfumeの歌詞といえば、恋しちゃったわ、私、なんて感じの、
年齢相応の人生が歌詞の舞台の上に乗っかってるのが
基本的な「筋(スジ)」だったような気がしてたんだけど、
なんで突然人生と向き合って「Dream Fighter」なのか?
「Dream Fighter」の歌詞はいうなれば、
大人になってから見る戦隊モノのヒーローのようなものだ。
そのちょっとした間抜け野郎な感はこれまでのアイドルライクなものじゃなく、
ウルフルズのような泥臭さ感に近いんだけども、アイドルにウルフルズ感。
「Dream Fighterってタイトルが何か間抜けだなぁ。」と思ってたら、
実際に歌詞の中身も間抜け感が漂ってるのを見ると、
結局は意図的に「間抜けな戦隊ヒーロー」を志向して歌詞を書いたのかなと感じた。
かっこいいオケに間抜けな歌詞、は、
かっこいいダンスとかっこいい衣装を来てるのに、
間抜けで全部を聞いてまともに相手にしてらんないMCをやってしまう、
Perfumeのメンバーをそのまま表現してる名曲でもあるかもしれない。
かっこいい間抜けがこれからのトレンドなんだよ、きっと!