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Ossanの研究所です。

「ごめんね、私。」PV映像の意味を解釈する。

PVがOAされて「うあ、可愛い!」ってのは、良いんだが、
「何か、映像で表現されてる世界観が良くわからない。」って感じでして。


それで、数回見てやっと理解したので一応書いてみる。

PVへのリンク
http://v.youku.com/v_show/id_XMTc1MjI4ODc2.html


基本的に歌詞の世界観に忠実である。

「ごめんね、私。」の歌詞は、タイトル通り、
もう一人の自分と対話、という世界観だ。


映像も、その世界観に忠実である。


PVにおいて、暗闇の学校にいるのが「一人の私。」であり、
時計を握りしめて、光がある世界の時と場所を飛び越えるのも
「もう一人の私。」である。


光の世界の「私。」を、A志帆、
暗闇の世界の「私。」を、B志帆、と定義する。


光と、暗闇、なのは、
それぞれの「私。」の立ち位置の「明暗」を表現しているのだろう。


何より、時と場所を飛び越えるのを開始する、
学校の屋上が「朝」を感じさせているので、
暗闇の世界の「私。」は、歌詞に登場する「昨日の私。」と思われる。


なぜなら、歌詞にこうあるから。

昨日の私にもう一度
逢えたらきっとこう言うわ
「ばかね」


光がある世界で、A志帆は、もう一人の「私。」である、
B志帆を時と場所を飛び越えてでも探すのだが、
A志帆は、B志帆が同じ世界にいたわけではない事を思い出して、
別の世界へ移動し、再会する。


というのが、俺の基本的解釈。


歌詞の最後はこうなっている。

ねえきみを笑わせたいのに
待ってて笑わせてみせる


再会後に、教室を先に飛び出したのは
光の世界の「私。」の顔をひっぱたいた、
暗闇の世界の「私。」であり、
飛び出した先に辿りついたのは、
光の世界の「私。」が時空を飛び越えるのを開始した、
学校の屋上である。


光の世界の「私。」は、その後に教室を飛び出して、
暗闇の世界の「私。」を再び追いかけに行く。

ねえきみを笑わせたいのに
待ってて笑わせてみせる


その一心で追いかけるのだ。


というのが、俺の今時点での解釈。
一回で理解するのって、難しいよね、これ。