O-Lab +Ossan Laboratory+

Ossanの研究所です。

派遣切りを適当に考える。

結局のところ、今現在において、主に、
職にあぶれている労働者は知識労働者ではない、
という認識が社会に欠けているのであって、
「知識労働者を育てる」というコンセンサスがあれば、
失業者に対して行うべき、いわゆる
「職業訓練」のコンセプトもブレないのではないかと思った。


生産性が高まったから、職にあぶれている労働者が、
発生しているのではないか?との主張も、
ここ最近よく見かけていたが、
知識労働においては生産性の上限がまだ見えていない。


そういう観点のみで語るのが許されるならば、
生産性の限界による失業、はまだ語るべき
状況でもないのではないか、と。


他、この数十年代続いている、
学校教育の混乱は、単純に「知識労働者を生み出す」
というコンセプトの欠落、
もしくは認識不足でよるものであって、
混乱の解消はさほど困難ではないのではないかと思ったり。


と、朝の電車の中で素人ながら考えてみた。